うつ病:やって良いこと、悪いこと

福原です、

今回は、次の質問に答えます。

「~~はやったほうがいいですか?」

■正しい方法なんて無い?

 

『~~』の部分にはいろいろな
ものが入ります。

読書、散歩、ヨガ、瞑想、
サプリメントを飲む、鼻うがい、
などなど。

回答として、

・やったほうがいい

もしくは、

・やめたほうがいい

と答える場合もあるのですが
多くの場合、次の答えになります。

「とりあえずやってみてください」

■やってみないとわからん

 

なぜはっきり答えないかというと、

・やってみないとわからない

からです。

例えば、

・99%の確率で治る薬

と、

・1%の確率で治る薬

があるとします。

当然、99%の方を飲みますよね。

でも治らなかったとします。

次に、1%の方を飲んでみます。

それでも治らなかったとします。

さてどうするでしょうか?

正解は、

・他の方法を探して試す

だと思います。

どんなに、他の人が、

「これは効きますよ!」

と言っても効かないものは効かないです。

人それぞれ合う、合わないがあります。

■うまくいくまでやるしかない

 

なので、

・ほしい結果が出るまで続ける

が正解になってきます。

これが正解なのですが、私たちは
どうしても最初の1回目で
当てようとするのです。

そして、

・どれがいいんだろう
・どれが本物だろう
・その証拠はなんだろう
・誰かうまくやっている人はいないか
・どんな失敗が待っているのか
・…

と頭で悩んで、できなくなるのです。

これをえらい人や学者さんたちが、

・失敗を恐れるな
・成功するまで続けろ
・とりあえずやれ
・行動力を上げろ

などと言うのですが、
個人的には、

「やってみないとわからないんだから
 気になったやつからやってみたら?」

程度に思っています。

私に質問しているということは
それが気になっているのです。

やりたい、

でもうまくいかなかったらいやだな、

だから確約がほしい、

なので私に聞く、

なのだと思います。

それはそれでいいです。

■失敗回数を増やす

 

ただ、そのままだと行動が
取れないので、次のように
考えるといいと思います。

・10回まで失敗してもOK

です。

最初の1回で当てようとするので
失敗が怖くなるのです。

また、2,3回外したら
「あぁもうだめだ」と思うので
ゴールにたどり着けないのです。

であれば、最初から失敗の回数を
10回までは大丈夫と決めてから
やるといいです。

■責めるのをやめよう

 

あなたがやっていることをジーっと
観察している人なんていません。

誰もあなたの失敗の回数なんて
数えていないのです。

なので、何度失敗しても
誰にも責められません。

・責めているのはあなただけ

です。

・どうせ今度もダメなんでしょ?

と自分を責めているから
行動が取れなくなっているのです。

なので、

・まぁ10回までは失敗OKだよね

・あと8回も残ってるから次をやろう

とブツブツいいながらやっていきましょう。

■探す回数を増やす

 

「いや、これが最後のチャンスなんです。
 他に方法がないんです!」

と思うことがあるかもしれませんが
そんなことはありません。

ちゃんと他の方法も存在します。

今は見えていないだけです。

私たちは、自分に必要なものは
ちゃんと探す脳力を持っています。

実は、

・10回失敗したら10回探す

のです。

10回も探せば、当たりの方法も
ちゃんと見つけてきてくれるはずです。

でも1回であきらめたら、いい方法を
探す回数も1回しかないのです。

・10回までOK

と思うことで、いい方法を
10回探すチャンスが生まれます。

本当のことをいうと、私が
狙っているのはココです。

何回失敗してもOK、と思うことで

・良い方法を何度も探すチャンスを作る

ようにしているのです。

やりかたはちゃんとあります。

でも今は見えていないだけです。

探せば出てきます。

では探すためにはどうしたらいいか?

それが、

・10回まで失敗してもOK

です。

大事な話なので、

・10回まで失敗してもOK

と自分に言い聞かせておいてください。

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