福原です、
次の質問に答えます。
「私は、周りの人との会話が
うまくいきません。
相手がいつも私を責めているように
感じてしまい、否定されないように
攻撃的な態度を取っている気がします。
私は気楽に話したいのですが、
なにか言われると思うと、
いつもそっけなく、短い
話しかできません」
・・・
はい。
他人とのコミュニケーションの
問題を抱えている人はとても
多いように感じます。
なので、それを解決する話を
していこうと思います。
まず、基本として、
・2つのコミュニケーションがある
ことを理解してください。
2つというのは、
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1.ビジネスコミュニケーション
2.プライベートコミュニケーション
————————————
です。
簡単に言うと、
・仕事での会話
と、
・家庭、友達間での会話
です。
なぜこの2つに分けるのかというと、
・コミュニケーションの目的が違う
からです。
・・・
まず、
————————————
1.ビジネスコミュニケーション
————————————
から説明していきます。
このコミュニケーションの目的は、
・意思の疎通を行う
ことです。
簡単に言うと、
・相手の意見を理解する
・自分の意見を理解してもらう
です。
ここには、
・仲良くなる
・会話を盛り上げる
・安心感を感じる
という目的はなくてもいいです。
あったほうがいい、とは個人的には
思いますが、無くても仕事はできます。
別に仲良くなくても、作業は進みます。
「いや、従業員同士、仲が良いほうが
作業効率も上がるでしょう?」
という意見があるかもしれませんが
わかりません。
そうかもしれませんが、
仲が良すぎてなぁなぁになる
可能性もあります。
なので、
・ビジネスの関係者とは
別に仲が良くならなくていい
と割りきってください。
もちろん、怒鳴り合いなどは論外です。
が、そっけない、味気ない、
メールだけ、指示だけ、でも
・意思の疎通が取れていればOK
です。
ビジネスとは結果を出す場であって、
気分をよくするための手段ではないのです。
もちろん、何度も言いますが、
・仲良くなったほうがいい
とは思います。
ただそれは絶対そうでないといけない
わけではないので、今コミュニケーションが
うまくいかないな、と思っても
そんなに気にしないでください。
むしろ、結果が出せているかどうか
が重要になります。
・・・
つぎに、
————————————
2.プライベートコミュニケーション
————————————
ですが、
・仲良くなる
が目的になります。
別の言い方をすると、
・会話の内容はどうでもいい
・ばかみたいなことでもいい
・意味不明でもいい
です。
たまに、他人の会話を聞いている時に、
「何を話したいのかまったくわからない」
と思うことがあると思いますが
それでいい、ということです。
そのためのポイントとして、
・相手の意見を否定しない
ことが大事になります。
ビジネスでは、相手の意見を
否定して、自分の意見を言う
必要があります。
その場合の戦いは、根拠や証拠が
武器となります。
最終的な判断は、ビジネスの場に
おけるリーダー、例えば、社長、
部長、プロジェクトリーダーが
決めることになります。
決まれば、あとは従うだけです。
恨みっこ無しで、いらつかないで
リーダーの決定に従います。
が、
家庭内では、そもそも会話で
戦う意味がありません。
「オレの意見の方が正しい!」
「いや、私の方が正しい!」
とやっていて、仲良くなれる
わけがないのです。
なので、
「××って~~だよねー」
「そうだねー」
でいいのです。
そうだ、と思っていなくても
「そうだねー」でいいです。
もちろん、他のうまい会話が
できればそっちを使ってください。
いま大切なのは、
・相手の意見を否定しない
ことです。
相手の意見は、否定した瞬間に
すべての人間関係が終了します。
「あ、この人は私のことを
認めてくれないんだ」
と思われて、終わりです。
すべてが、一瞬で、です。
・・・
ビジネスの場は違います。
違う意見の中から、
・より結果が出る意見を作り出す
ことが必要になります。
なので、相手の意見を否定して
より有利な自分の意見を通したり、
お互いの意見を組み合わせて
より効果の出る意見を出したり
が必要になります。
その場合は、人と人との争いではなく、
あくまで『意見』同士の戦いです。
戦い終わればノーサイド。
別に人同士が争っているわけではない、
というのがビジネスの場のルールです。
(それを分かっている人がとても
少ないとは思いますが…)
・・・
家庭内、友達関係の間柄では、
どっちが正しいとかどうでもいいことです。
・お互いが良い気分になればそれでOK
くらいの気持ちでいてください。
「いや、、私の母親は常に
誰かの悪口を言っているので
それを聞いたり、認めたりは
したくはないのですが…」
OK、では離れてください。
別の部屋に行ってもいいですし、
引っ越してもいいです。
・お互いが良い気分になればそれでOK
の前提条件として、
・あなたが良い気分になる
があります。
それが叶えられないのであれば
自分が優先、です。
いろんなことを言う人がいるのですが、
個人的な意見としては、
・他人の悪口を言う人のそばに居て
その人とうまくやる方法は
『超』難しい
と考えています。
もしかしたら、やりかたが
あるのかもしれません。
「悪口を言う人は、実は
自分の心の弱さを隠すために
他人を攻撃して、その人の地位を
下げることで自分の劣等感のなさを
隠そうとしているのだから、
その人を責めるのではなく、
その人の心の弱さを認めてあげたら
いいんですよ。
だから逃げるのではなく、
まずはじっくり話を聞いてあげて
相手の気持ちを理解してあげましょう」
などと言う人もいますが、
「できるかそんなの!」
が私の本音です。
多分、言っている人は、やってないです。
その人はやってうまくいった、としても
別の人にはとてつもなく難しい話です。
それならばいっそのこと、
・あなただけでも良い気分になれる
環境を手にしてください
悪口を言いたがる人は、今は
あなたを利用して話を聞いて
もらっているだけです。
あなたがいなくなれば、
他の人を探しにいきます。
「私がいなくなったら、この人は
かわいそうだから…」
は捨てていい感情です。
その人の幸せは、その人の責任です。
人の悪口を言わないようにして
周りの人の気持を安心してあげて
信頼されて尊敬される人間になって
幸せな感情を手にする
ために、その人が頑張るだけのことです。
同じように、あなたも自分の
幸せを手にするために行動しましょう。
「私が不幸なのは、この人のせいだ」
と言い続けても、何も起きません。
それは幸せを呼ぶ呪文ではないのです。
むしろ、
・不幸を呼び寄せる呪文
なので、いまこの瞬間にやめましょう。
・・・
ちょっと話がそれたかもしれませんが、
まとめますと、
・ビジネスは意見の戦い
個人の戦いではないので
相手を攻撃しない。
(自分を攻撃してくる人は
マナー違反なので上司に報告)
意見の良い方を選択する
もしくは組み合わせて
別の意見を作り出して後はノーサイド
・プライベートはいい気分を作る場所
相手を否定しないでいればいい
自分の意見が否定されまくるなら…
↓
・イヤな人がそばにいれば離れる
幸せになるのは個々人の責任
あなたが幸せになれる方法を探す
です。
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