親がいつも否定する。
福原です、
次の質問に答えます。
「母親がいつも文句を言ってきます。
私がやることにいつも反対して
あなたにはできない、と
何度も言い続けてきます。
なんでこんな人が私の親なのかと
考えてはいけないのでしょうが
思ってしまいます」
親の文句を言うのはダメな子供?
はい。
親に対しての不満を抱える人からの
相談は、実は非常に多いです。
世の中的には、
「親に文句を言うだなんて
ヒドイ子供だ」
という意見もあるようで、
なかなか表向きにいいずらく、
表面上は問題ないように
思えるかもしれません。
でも、実際には、親子関係で
問題を抱えている人は
想像以上に多い、と感じています。
子育ては義務
親子の問題を考える時に、
基本にしてほしいことは、
・子育ては義務である
ということです。
男と女がSEXをして、子供を作った
瞬間から、両人には子供を
育てる『義務』が発生します。
義務、というのは、
・やって当たり前
のことです。
例えば、ネコをペットショップで
買ってきたら、育てるのは
買った人の責任です。
途中で捨てたりすると
文句を言われます。
逆に、ネコを育てたとしても
「立派に育てましたね」と
言わなくてもいいわけです。
エサをあげる、必要な環境を用意する
のは飼い主としての責務であり
当たり前だからです。
その時に、ネコに向かって、
「あなたを育ててあげたんだから
私に感謝しなさい!」
と言うのも変な話です。
あなたが買ってきたんだから
育てるの当たり前でしょ?
です。
子育てへの感謝の強制はおかしい
親子でも同じです。
子供を育てるのは、親の義務です。
育てて当たり前です。
なのでそこで、
「あなたを育ててあげたんだから
私に感謝しなさい!」
というのもネコと同様
おかしな話になります。
親がまともに子育てしてれば
いつか感謝してくれる日も
来るでしょう。
それを感謝を強制するのは
おかしな行為だと考えます。
親への罪悪感は捨てよう
で、なぜこのような話を
しているのか、というと、
・親の言うことを聞かなければいけない
・親の指示に従わないことに
罪悪感を感じる
という人がかなり多いからです。
・親が私を育てた
・言うことを聞かないといけない
・感謝しないといけない
・でも私は親の意見を受け入れられない
・だから私がダメなのかもしれない
という悩みを持っている人が
かなり多いと感じています。
・そんなのいらない
です。
親に対する罪悪感なんて
微塵も必要ありません。
「育ててもらったのに悪いなぁ…」
という感覚もいらないです。
親と子供はしょせん他人です。
他人であれば、考えは違います。
そもそも、他人であれば
別の人に指示している時点で
おかしな話です。
例えば、あなたが近所の八百屋の
おじさんに対して、
「あなた、なに八百屋をやってるの。
今の時代はネットの時代よ。
いますぐネット通販を始めなさい。
私は中古カメラの通販を
やるべきだと思うから
すぐにはじめなさい!」
と言ったとしたら、八百屋の
おじさんはなんと思うでしょうか?
「????」
でしょう。
なぜ他人に自分の商売を
否定され、別の道を強制されないと
いけないのか、意味がわからないと
思います。
親子も同じです。
親子、という関係は、
・親は子育ての義務がある
以上です。
子育て中は、子供が自分の力で
生活できるようにするのが親の仕事で、
子供が成人した以降は
親の意見は関係なくなります。
「育ててやったんだから
オレの意見を聞け!」
という親は、子育ての意味が
わかっていないのです。
子供は親の奴隷ではありません。
自立した一人の人間です。
その人間に対して偉そうに
意見を述べている段階で
ダメなのです。
親の意見を聞く必要があるのか?
なので、
「私がやることにいつも反対して
あなたにはできない、と
何度も言い続けてきます。」
という親の言うことは
全無視で構いません。
親だから子供に何を言ってもよいと
思っているダメな大人だと思います。
お互いに独立した人間です。
相手に対してバカにする態度をとる
人間と付き合う必要はありません。
親子、という関係に変に縛られることなく、
「この人の意見を真面目に聞く
必要はあるのだろうか?」
と冷静な目で見てください。
多くの場合は、文句を言っている
親はその分野の専門家ではありません。
あなた親がオリンピック金メダリストで
その種目の相談をしているなら別です。
でも、そこまで極めた人でないなら
あなたがこれからやろうとしている
ことを否定できるほどの実力は
持ち合わせていないと思います。
もうちょっと単純に言えば、
・他人を否定しまくっている人は
しょうもないので無視していい
です。
そのくらいの割り切った、冷めた
目で、親のことを見ておいてください。
親をバカにしてんのか?
私がお伝えしたいことは、別に
親をバカにしろ、というもの
ではありません。
親であっても一人の人間です。
その人間が、あなたがこれから
付き合う価値のある人なのか
どうかを『親』というフィルターを
外して判断してくださいね、
ということです。
「親だから言うこと聞かないと」
「親なのになんであんなことを」
と、親のフィルターを通してみると
頭の中が、親に関することで
いっぱいになってしまいます。
そして、あなたがやりたいことが
できなくなるのです。
そうではなく、
・やりたいこと
をしっかりと頭に入れておきつつ、
・それを実現するのに
手助けができる人
の意見のみを取り入れてください。
その辺の口汚い言葉でしゃべる
素人ではなく、
・実績があるプロの人
の話を聞いてください。
親だから、ではなく、
「この人は、私の夢の実現のために
正しい助言をしたり、
本気で応援をしてくれるのだろうか?」
と冷静に考えてください。
その答えがNOであれば、
日常会話だけしておいて
否定してくる言葉は意味のないものだと
考えて捨てて構いません。
もしあなたが失敗した時に、
「ほらみたことか!
だから私はダメだって言ったんだ!
私の言うことを聞いていたら
よかったのに、なんで聞かなかったんだ!」
と言ってくるようであれば、
即効で縁を切ったほうがいいです。
・あなたの夢の実現を助けてくれる人
・具体的に助言できなくても
ちゃんと応援してくれる人
とだけ付き合えばいいです。
親かどうかは、関係ありません。
では、さっそく、
・あなたの夢の確認
と、
・手助けしてくれそうな専門家
を探し始めてください。
いまはネットの世界です。
本屋にも大量の本があります。
必要な人はかならず見つかりますので
夢が達成された喜びを感じながら
探してみてください。
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