こんにちは、福原です。
前回、宿題を出すのを忘れていました。
『弱みを話す』
ということをしてください、と言っても
何を話していいか分からないと思いますので、
追加で、宿題を出そうと思います。
■『人に好かれる本音の話し方』
■ステップ1
ノートとペンを用意する
■ステップ2
「これは秘密にしておきたい」ことを書きだす
書きだすときのヒントとしては、次の分野ごとに
書き出すようにしてください。
分野:
1.健康
2.人間関係
3.仕事
4.趣味
5.お金
例えば、
1.健康
・心療内科に通院していて、うつ病の薬を飲みながら
働いている
・眠れないので睡眠薬を毎日のように飲んでいる
2.人間関係
・上司のセクハラが耐えられない
・病気の事で家族に責められていて家を出たいが
お金がないので出られない
3.仕事
・もう辞めたいけど、次の仕事が見つかるか不安が
あるので辞められない
・定時に帰りたいのに、周りの目が気になって
帰れない。
4.趣味
・実はAVが大好き
・実はアニメが大好き
・実はネットゲームにハマって10万以上つぎ込んだ
5.お金
・借金がある
・親からお金を借りている
・友だちに50万貸したけど、帰ってこない
■ステップ3
人に話す練習をする
イメージの中で、親しい人を思い浮かべて、その人に
対して秘密を話しているところを想像してください。
※注意※
秘密を話すときは「笑顔」です。
「私、、借金が100万円、、あって、、すごく、、
つ、、つらい、、、」
ではなくて、
「いやー、借金が100万あってね(ニコッ)
大変なんだよねー(笑顔)」
です。
相手も深刻な顔で話されると、リアクションに
困ると思います。
笑顔で話している自分を想像して、
笑顔で練習してみてください。
また、相手がどのようなリアクションをとるか
想像してみてください。
「これはさすがに引くだろ」
と言う場合は、どのように話したら引かないか
考えてみてください。
それでもどう考えてもダメそうなときは、そのネタは
いったん保留にしておきます。
もうちょっと信頼関係ができてから話すほうが
いいかもしれません。
■ステップ4
実際に話してみる
話せそうなところから、話してみてください。
■ステップ5
判断する
あなたの話を相手が真面目に聞いてくれているか?
バカにされていないか?を判断します。
明確な判断材料はないのですが、
あなたの話にどのくらい注目しているのか
相手の目を観察してみてください。
面倒くさそうにしていないか?
次の話題にいこうと別のネタを振ってきていないか?
・・・
など、観察してください。
・・・
ステップは以上です。
正直、難しいと思います。
判断は一度ではできないかもしれません。
そのためにいくつかネタを用意しておく必要が
ありますし、最初から最強の秘密を話さない方が
いいと思います。
まずはありがちなところから始めて、徐々に
距離を縮めていってみてください。
■想像と現実は違う
でもやはり、怖いと思います。
今ある人間関係を失うのは誰でもイヤなことだと
思います。
ここで分かっておいて欲しいのは、
「想像と現実は違う」
ということです。
思っていることがそのまま現実に起きるわけでは
ありません。
あなたはこれまで、自分の秘密を人に話すことを
してこなかったと思います。
秘密を話す経験がないので、やったことがない
ことからくる恐怖におびえているのだと思います。
人は経験の無いことを異常に怖がる傾向があります。
車の運転をしたことがある人にとっては簡単なことでも
免許を持っておらず、ハンドルさえ握ったことがない
人にとっては、数メートル進むことでさえ怖いと
感じるものなのです。
でも、やってみたら、意外に楽しいかもしれません。
恐怖の向こう側に待っているものは、必ずしも
つらい経験だけではないのです。
「私、ドライブ好き!」
と思うかもしれません。
いつも言うことですが、やってみないとわかりません。
■足踏みする人生が好き
多くの人は、やったことがない恐怖のために
その場で足踏みをして人生を終わっていきます。
変化しないことが大好きなのです。
でも、もし、新しい何かが欲しいのであれば
前に進む必要があります。
■泥水に飛び込む
テレビでクイズを出されて「◯」「×」と書かれた
大きな壁に飛び込んで、正解だったらマットの上、
不正解だったら泥水に飛び込む、みたいなゲームを
見たことがあると思います。
いまのあなたもそのゲームに参加している状態です。
ただ、走りだしていないのです。
もし、走ったらどうなるでしょうか?
うまくいけばマットの上に安全に着地できます。
失敗したら?
泥まみれです。
ちょっと想像して欲しいのですが、泥まみれのあなたです。
泥まみれになったら、次にどうすると思いますか?
・・・
笑います。
「うわぁ、泥まみれだぁ(笑)」
です。
人間そんなもんだと思います。
うまくいけばそれでいいですし、
失敗したら笑って風呂に入って、再チャレンジです。
ひどい状況でも、笑えばネタです。
自分も笑うし、周りの人も笑います。
弱みを話す、というのは、悲惨な感じがするかも
しれませんが、実際には泥まみれで、
「うわー、間違えたー、くそー(笑)」
と言っているようなイメージです。
その状態を受け入れてくれるおおらかな人を
探してみてください。
それが人に好かれるヒントだと思います。
■宿題■
■宿題1
『人に好かれる本音の話し方』のステップ3までやる。
■宿題2
泥まみれで笑っている自分を想像して笑う
宿題は以上です。
『悲惨な状況を笑うおかしな人』を目指して
欲しいと思います。
「おい!ふざけるな!泥まみれになったんだぞ!
笑うなお前ら!カメラ撮るな!!」
と叫びながら
「(これはおいしい…)」
と思うようになって欲しいと思います。
楽しいことは楽しい、
悲惨なことはおいしい、と思う
最強の心の柔軟性を持ってみてください。
『楽』になれます。
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