福原です、
今回は、次の質問に答えていきます。
「自動車の事故にあったのですが
その日以来、怖くて車に
乗れなくなってしまいました」
・・・
私も過去に、車を運転中に
うつの症状から恐怖を感じる
ようになって、しばらくの間
運転しない日々がありました。
なので、あなたの気持ちも
少しは理解できるかもしれません。
私の過去の状況を思い出しながら
悩みを解決していこうと思います。
・・・
まず、最初に理解しておいて
欲しいことは、
・考えていることが現実になる
ということです。
別の言い方をすると、
・怖いことを考えれば
それが現実に起きている
ように勘違いをする
のです。
事故にあった瞬間は、確かに
恐怖を感じたと思います。
そこでヘラヘラしていられる
人はそうそういないので
怖かった、と感じたことは
別に問題ありません。
が、後からそのことを何度も
思い出しては、怖かった場面を
頭の中で再生すると、
・恐怖の場面が頭にこびりつく
ことがあります。
そして、それがこれからもまた
起きる現実かのように信じて
しまうのです。
が、ちょっと冷静になって
考えてみてください。
過去は、終わりました。
過ぎ去った、と書いて、過去ですね。
未来は、未だ来ていません。
未だ来ない、と書いて、未来ですね。
つまり、
・「怖い！」と思った過去の出来事は
もう終わって、ここにはありません。
・「また事故る！」と思う未来の
出来事は、未だ来ておらず、
ここにはありません。
なので、
「怖い」と思っていることは
実は『無い』のです。
いま、ここには、無いです。
この事実をまずは理解して
おいてください。
・・・
それでも「怖い」と思うのは、
・未来に起きる怖いイメージを
頭の中で再生しているから
です。
「これからこんな悪いことが
起きるに違いない」
と思っているから、それが
今現在、起きていることのように
勘違いをして「怖い」と思っています。
これは、
・頭の中のイメージを
良いことが起きているように変える
ことで解決できます。
具体的には、次の手順で
頭の中のイメージを変えてください。
==============================
１．悪いイメージを減らす
２．良いイメージを増やす
==============================
です。
詳しく説明していきますね。
まず、
==============================
１．悪いイメージを減らす
==============================
です。
これは、頭の中で再生されている
・絵を小さくする
・音を小さくする
・動きを止める
ことをしてください。
細かい手順は次のページを
参考にしてみてください。
上のページでは説明してませんが、
・妄想の中のイメージを停止させる
のも効果がありますので
やってみてください。
==============================
２．良いイメージを増やす
==============================
ある程度、頭の中のイメージを
変えてみて、気分が変わってきたら
次に、
・頭の中のイメージを
成功イメージに変える
ことをしてください。
これは、例えば、車の運転が
すべてうまくできて、
何事も無く目的地に到着する
ところをイメージするなどです。
ようするに、いままで普通に
やっていたことを、
何度も頭の中で思い返して
みてください。
・車のドアを開ける
・シートに座る
・エンジンをかける
・シートベルトをつける
・出発する
・窓から見える風景をイメージする
・たまに信号にひっかかってる
ところもイメージする
・目的地が見えてくる
・駐車場に車を止めて
エンジンを切る
・車を降りて、ニコッと笑って
軽くガッツポーズをとる
という感じのことを何度も
頭の中で繰り返しましょう。
大切なことですが、
・イメージできることは
実際にできます。
今は、頭の中で、また事故って
苦しんでいる自分をイメージしている
ので、運転できなくなるのは
当然のことです。
それをいったん消して、
できている自分のイメージで
上書きしておきましょう。
最初から「できる！」と思うのは
難しいと思いますので、
・まず、悪いイメージを小さくする
・次に、良いイメージを持つ
・あとは、何度も良いイメージを
上書きしてイメージを強くする
という手順で行なってください。
今回は特に、
・今の気持ちは、自分の頭の中の
イメージからきている
ことを理解しておいてください。
頭の中で考えていることを
良いことにしていくだけで
気持ちを変えることができます。
ただただ苦しむだけでなく、
「あ、これは、イメージがオカシイから
これを何とかしてみよう」
と思えればまずはOKです。
なので、最初はこちらのページを
読むことから初めてください。
↓
コメント