人に好かれる方法

こんにちは、福原です。

他の人との関係を作っていくことに悩んでいる人が
多いと、最近思うようになってきました。

何を話したらいいのかわからない、とか
これを聞いたら失礼になるのではないか、と思って
結局「話さない」ということを選んでいる場合が
非常に多い気がします。

人との会話や、人間関係に悩んでいる人の助けに
なる話を今日はしていこうと思います。

今日のテーマは

『人に好かれる方法』

です。

自分に自信がなくて、他の人とよい人間関係を
作るきっかけもつかめないと困っているのであれば
話を聞くようにしてください。

今回のテクニックは誰でも使えます。

特に、私のところに話を聞きにきてくれている
あなたは使えると思います
ので、話を最後まで
聞くようにしてください。

■人が好きな話

人が好きな話にはいくつか種類があります。

例えば、

・楽しい話

誰かの失敗談や、かわいい動物の話など

・いい話、感動する話

子供の卒業式とか、試験に合格したなど

・刺激的な話

重大事件や、事故、ありえない物語など

・・・

いろいろあるのですが、では、

「面白い話をしてください、どうぞ!」

と言われても困ると思います。
そうそう、面白ネタは仕入れていないと思います。

で、

面白話をする人は、確かに人気者にはなるのですが
なんとなくその段階で止まっていて、薄っぺらい
人間関係しか作れないと思っています。

『本音』で語っていないからです。

確かにその人のそばにいいると、いつも笑わせてくれて
冗談を言ってくれたり、ニコニコできるのですが、
その裏側に何かを隠しているような気がするのです。

本心から相手を楽しませようとしているのであれば
いいのですが、中には、自分の心を見られたくない
ためにわざとおかしなことを話す人がいます。

彼らは『本音』を隠しています。

■ぶっちゃけトーク

私が考えるには、ですが、
もっとも話題が盛り上がるのは

『ぶっちゃけトーク』

だと思っています。

その理由は、話しの内容がすべて

『本音』

だからです。

上辺の言葉がありません。
薄っぺらい言葉を使っていないのです。

きわどい表現が多いですが、全て『本音』なのです。

■『本音』

本音、というのは、人間が本心から思っていることです。

例えば

・あの子と手を繋ぎたい
・あの人に抱かれたい
・SEXしたい
・アイツより強いところを見せつけたい
・みんなに”ちやほや”されたい
・あの人が嫌い

・・・

きわどい、ですが、本音です。

■『本音』を言ってみる

さて、多くの人は『本音』を持っているのですが
それを隠して生活しています。

なぜか?

ちょっと目の前に、友だちか上司か誰かがいると
想像しながら、

次のセリフを口に出して話してみて
もらえますでしょうか?

口を動かすだけでもいいです。
(女性の場合は「ワタシ」でお願いします)

「俺さぁ、アイツ嫌いなんだよね。
アイツになんか負けたくないし、
絶対オレの方があいつより仕事できるんだよ。
負けるわけねぇじゃん、あんなやつにさぁ」

・・・

言えない、と思うでしょうか。
気持ちいい!と思うでしょうか。

別の思いが出るでしょうか。
複雑な感情になるかもしれません。

■『本音』を聞いてみる

では、逆に、誰かがあなたに話しかけてきます。

ちょっとだけ深刻な顔をして、二人っきりで
あなたにだけ聞こえるようにこういうのです。

「俺さぁ、アイツ嫌いなんだよね。
アイツになんか負けたくないし、
絶対オレの方があいつより仕事できるんだよ。
負けるわけねぇじゃん、あんなやつにさぁ」

・・・

どう感じるでしょうか。
同じセリフです。

■『本音』を話してもらうと、うれしい

この感想は人によって違うと思います。
なので、あなたが感じたことが正解なのですが、

私がこのセリフを聞いたら、どう思うか実際に
考えてみたのですが、

「おいおい、、まじかよ。
でも、まぁ、私にこのことを話してくれたは
信頼されていると思っていいのかな、、

と感じました。

もちろんシチュエーションにもよります。
会話の内容によっては、聞きたくなかったと
思うかもしれません。

でもちょっと「うれしい」です。

この不思議な感覚がわかるでしょうか。

■『本音』を言うと好かれる

『本音』は人に好かれるための一つの道具だと
考えています。

人は、どんなきれいごとよりも、その人の『本音』を
求めています。

『本音』をいってくれる人を好きになりますし
『本音』を聞いてくれる人を求めています。

あなたが『本音』を言うことで、あなたは

「私に対して『本音』を打ち明けてくれる人」

になることができます。

つまり『本音』を言うことで、信頼されるようになります。

■でも、できない

でも、怖いと思います。

「嫌いな人がいるんですけど、その人のことを
嫌いって言ったら、嫌な奴って思われるんじゃ
ないかと思うのですが、、、」

思われるかもしれません。
それは、話してみないとわかりません。

「みなさん!

本音を言いましょう。
あなたはみんなに好かれます。

さぁ大きな声で、ご一緒に!

『私は上司が大っきらいだあああ!』」

みたいなことをいいたいわけではないので
そこは誤解をしないようにしてください。

人の悪口ばかりをいう人は嫌われます。

それはそうです。
私も好きになれません。

ここで言っている『本音』の中で、話した方が
いいかなと思っているのは、

『自分の弱み』

です。

あなたに、友だちが語りかけてきます。

「オレ、、ちょっと体調が悪いんだよね。

風邪、かもしれないけど、違う気がするんだよね。

最近会社に行きたくないし、いや、ただ単に
やる気がないだけなのかもしれないけど、

そうじゃなくて、自分の思うように身体が
動かないっていうか、、病気なのかもな、って
思っていて、、

怖いんだよね。
どうしていいかわからないし。
このまま働けなくなったらどうしようって思うし

会社の人に話したら、病気のダメなヤツって思われて
首になったりとかしたらいやだし、言えないし

でも、お前だったら言えるかな、と思って、、」

・・・

ここに話を聞きにきてくれている人なら、この人の
気持ちがわかるのではないかと思うのですが、

私だったら、まず

「よく、話してくれたね」

と思います。

そうそう簡単に話せる内容ではありません。
聞いている方からすると、あっけない様な内容かも
しれませんが、

話す方からすると、相当勇気のいる話なのだと思います。

それを話してくれたのですから、私は彼に相当
信頼されているのかな、と思います。

私だったら、彼のことをいまよりも好きになりますし
彼は信頼できる人間だと思います。

■でも、まだ怖い、、

と思うかもしれません。

病気を知られて、それで疎遠になることもよくあります。

私もほとんどの友人を失いました。

病気で会社から距離をおいてから、誰からも何も
連絡がなくなりました。

裏切られたと思いました。
見捨てられたと思いました。

でも、その結果、ごく少ない数ですが、本当に私の
ことを心配してくれた友人と出会えることができました。

■すべてはテスト

『すべてはテスト』と思っています。

やってみないと結果はわかりません。

やると結果が出ます。

それは「いい結果」か「悪い結果」か分かりません。
誰にも分かりません。

ただやらないとわからないのです。

■『本音』を使った人間関係テスト

私は自分が病気になってから強く思うように
なったのですが、

『しょうもない人間関係はいらない』

と考えています。

この話はまたしていこうと思っているのですが、
たくさんの友だちはいりません。

私が『本音』で話せて、彼・彼女も『本音』で
話してくれる人間関係があればいいです。

それだけでいいと思っています。

なので私はこうしてブログを通して
『本音』を語っています。

死にたいと思いましたし、他の人を恨みましたし
身体も動かなくなりました。

そういう私が嫌なら、それでいいと思っています。
『本音』を受け入れてくれない人とは、少なくとも
今の段階でよい人間関係は組めないと思っています。

なので少ない数でも『本音』を言い合える人が
私の周りにいればいいかな、と思っています。

■『愚痴』

話していて思ったので、補足しておきますが、
愚痴の言い合いがしたいのではありません。

「アイツダメなヤツだよな」
「そうそう、なんにもできないよな」
「そうだよなー」
「あっはっはっは!」

という会話はしたくありません。
そういう『本音』ではないのです。

『本音』で夢を語って『本音』で悩みを語る
そういう人間関係がほしいと思っています。

■『本音』の人間関係

ここまで話してきたことは、あくまで私はこうすることで
よい人間関係ができると考えている、という話です。

みんなの中心に立って、たくさんの人から
わーきゃー言われる人気者になる方法では
ないと思っています。

それは私がそうなりたいと思っていないからです。

人それぞれ、考えがあると思います。

「オレは弱みなんか表に出さない。
なぜなら強い人間だからだ。

気合と根性で何事も乗り越えられる。
弱音を吐くヤツはダメなヤツだ。
オレのそばに近寄るな!」

という考えでもOKだと思います。
ただ私はそういう人のそばにはいたくありません。

人の痛みがわかる人が素晴らしい人だと思っています。

自分の弱みを表に出すことで、それを
受け入れてくれる強い人が集まってくるのだと
考えています。

弱みを出して、嫌われたら、それはテストです。
その人は痛みを理解出来ないか、弱みを受け入れられない
人なのだと思います。

弱みを出して、本心で聞いてくれたら、それもテストです。
素晴らしい人と出会えたと思って間違いないです。

■テストする

結局、話してみないと相手がどういう人なのか
わからないと思います。

そしてその相手を判断する手段として強烈に
使えるのが『弱み』なのです。

それでバカにされたら、その人はまだ子供なのかな、と
私は思うようにしています。

自分よりも力ないと判断した人をバカにできるのは
人の痛みを知らない子供だからなのだと考えています。

なので、あなたの周りの人と、このまま人間関係を
続けていいか、それともどうしようかと迷っている
のであれば

「弱みを話す」

ということを行って、テストしてみてください。

一発で結果がわかると思います。

もし嫌われたらどうしよう、、、と思うでしょうが、
あなたの弱みをバカにするような人とこれから
ずっと付き合い続けるのでしょうか。

あまりお勧めしません。

あなたの周りには人の痛みがわかる素晴らしい人が
必ずいます。

■手放すことで入ってくる

これは不思議な感覚なのですが、
手放すと、次のものが入ってきます。

失恋することで新しい出会いがあるし
卒業することで次のステージが待っています。

手放すことを恐れないで下さい。
それはあなたを成長させる手段です。

■宿題■

■宿題1.練習する

いきなり人間相手に話をするのは緊張するでしょうから
目の前に『ちゃんと話を聞いてくれる人』がいると想定して
あなたの本音を話してみてください。

話題としては次のものから選んでみてください。

・最近あった恥ずかしかったこと

・今一番怒っていること

・今一番不安なこと

・人には隠しているけど本当は好きなもの

・・・

宿題は以上です。
まずは練習してみましょう。

本音を話して『変な人』と思われることはあっても
本気で嫌われることはないと思いますので
勇気が出たら実際に人に話してみてください。

では長い話を聞いてくださいまして
ありがとうございました。

コメント

  1. なかむらひかる より:

    毎日更新通知が届いてすこしほっとしています。

  2. 谷口 太星 より:

    考えてみると自分には本当に信頼できる人が周りには1人もいませんでした。
    確かに自分は人から嫌われるのを恐れて本音で話していなかったです。
    今回の記事でも少し勇気が出たので、本音を出すというのをやってみようと思います。

  3. より:

    上辺だけの付き合いはしんどいです。
    なので自ら去りました。
    後、本音や弱みも話してくる人も居て
    よく話も聞いて来ましたが、いざ自分
    も話せば距離を置いて来る人も。(笑)

    本音で付き合える仲間は心も楽ですね。
    少数ですが、真剣に聞いてくれた人達
    は大切にしたいと思います。