不安を消す『しょーもない』テクニック

うつ病

福原です、

今回は、

・不安を消す方法

をお話します。

今回の話を聞くことで、

・不安が減る
・気持ち的にラクになる

・その分、別のことができるようになる
・行動力を取り戻せる

・いまある問題を解決できる

などメリットがありますので
最後まで聞いていてください。

なぜ不安を消したほうがいいのか

まず、そもそも、

・なぜ不安を消したほうがいいのか

を話します。

不安を感じている状態とは、

・未来のことを
・悪く想像している状態

です。

私たちは、いつも考えていることを
未来に起こそうとします。

「焼肉焼肉焼肉焼肉…」

とずっと焼肉のことばかり考えてたら
気がついたら焼き肉食ってた、
みたいなものと思っていればいいです。

では、不安を考え続けていたら
どうなるでしょうか。

不安な人は未来のことを悪く考えているので、

・そのことから逃げようとします

「~~は不安だ」と思うと、
”~~”から逃げるのです。

結婚できない人の原因はこれかも?

例えば、結婚に不安があるとしましょう。

「結婚できるかな」
「パートナーはまともかな」
「お金は足りるかな」
「子供は育てられるかな」

という不安を一時的に考えることは
良いですが、ずーっと考えていると、

・結婚は大変なものだ

と認識して、結婚から逃げます。

仮に良い人に出会ったとしても、

「この人と一緒になったら
 苦労するかもしれない」

と思って、無意識に逃げてしまいます。

そして、いつまでたっても
良いパートナーが現れず
(実際には居るのですが、自分から逃げて)
結婚ができないままです。

ビジネスで逃げてしまう人の理由

ビジネスでも同じです。

起業したい、稼ぎたい、いい暮らしがしたい、

でも、、

「稼げるかな」
「私にできるかな」
「クレームが来たらどうしよう」
「お客さんが来なかったらどうしよう」
「借金を作ったらどうしよう」

とずーっと考え続けていたら、

「ビジネスは大変だ!」

と思って、逃げてしまい、
いつまでたっても利益が増えません。

不安を消さないと前に進まない

不安、つまり、未来の悪い想像を
持ったままでいると、
どんなにがんばって考えても
逃げる結果にしかなりません。

不安を消すことで、あなたが望む方向に
進み始めることができるのです。

どのように不安を消すのか

では、どのようにして不安を消せばよいでしょうか。

その答えは、

・別のことを考える

です。

あなたが今日、この瞬間に考えていることは、これまで、

・それを考えるように練習してきた

ことです。

「???」

と思うでしょうから、少し説明します。

例えば、あなたが今、

「今日の夕飯は何にしようかな」

と考えていたとしたら、、、

これまでの人生の中で、そのことを
何度も考えてきたのです。

子供の食事を作っていたり、
自分の弁当を作っていたり、
節約のために自炊したり、で、

「今日は何を作ろうかな」

と考え続けたのでしょう。

でも、幼稚園児はそんなこと考えません。

「今日の夕飯はハンバーグがいいな」

とは考えるでしょうが、

「何にしようかな」

とは思わないでしょう。

自分で作らないからです。

何度も何度も、

「何を作ろうか」
「何が美味しいかな」
「何だと太らないかな」
「何だとラクにできるかな」

と料理のことを考えてきたので

「今日は何を作ろうかな」

ポッと考えるのです。

これが、

・あなたが今日、この瞬間に考えていることは、
 これまで、それを考えるように練習してきた

の例です。

不安を考えるのが得意になっている

同じように、いま不安なことを考えている場合は、
これまで、不安なことを考え続けてきたのです。

あまりに不安なことを考えていたので、
不安を思いつくのがすごく得意になって
なにかあるとすぐに不安な気持ちになるのが
上手になっています。

そして行動が止まっています。

この状態から抜け出すためには、

・別のことを考える

のが良いです。

別のことを考えることで、

・不安を考え続ける

という状態から抜け出せます。

「焼肉焼肉焼肉焼肉…」

と思い続けている人が、

「焼肉焼肉、、サッカーサッカーサッカーサッカー!」

と思うようなものです。

(例えなんで、あえて変なものにしてます)

そうすることで、焼肉食べに行く、ではなく、

サッカーをプレイしに行く、
サッカーを観戦に行く、
サッカーの本を立ち読みする、

に行動が変わる可能性が高くなります。

不安不安不安…を別のことに変えられたら、
別の行動が待っています。

別のことって何よ?

不安なときには、別のことを考えよう、は
とりあえずいいとして、

・別のこと

って何が良いでしょうか。

なんでもいいです。

個人的には、

・しょーもないこと

がいいと思っています。

「なぜ空は青いのか」

で構いません。

本気で調べに行くと、数学物理化学の
世界に突入します。

「レンガはなぜ硬いのか」

もいいですね。

元の素材は何で、どのように加工すると
固くなるのか、は調べると面白いでしょう。

「なぜタネから芽が出るのか」

も神秘の世界ですね。

こういう説明できそうでできないことを
考えるのがよいです。

しょーもないことを考える意味

「そんなことやって何の意味があるんだ?」

と思うでしょうが、

・不安を消す

という意味があります。

不安は、未来に悪いことが起きる、と
考えることです。

その考えを別のことに変えると
不安自体が止まります。

「いや、それじゃ、不安の原因が
 なくならないだろ。

 お金の不安があるのは、
 お金がないからだろ。

 空のこと考えても金は増えねぇよ」

と思う人は、不安と怒るのが得意な人です。

ずっとそういう思考法を続けて
超得意になっているのです。

そして、すぐ不安になって、すぐ怒るのです。

その思考法を続けていても
何もいいこと起きなかったでしょ?

だから別のことを考える練習を
しておきましょうね。

という提案です。

不安を消さないと、問題解決の方に進めません。

まずは、不安を生み出している原因である、

・ずっと不安を考え続ける

という思考自体を止める必要があります。

事前準備が必要

で、この、

・別のことを考える

って意外に難しいんです。

不安で苦しんでいる時、急に、

「あ、じゃあ今からレンガについて調べよう」

とは思えないですよね。

なので、事前に、

・別のことリスト

を作っておくとよいです。

スマホのメモでも、そこらのチラシの裏でも
なんでもよいです。

こんなこと考えてもしょーもないよな、
と思うことを、箇条書きでいいので
ばーっと書いといてください。

・扇風機から風が来るのはなぜか?
・うちの壁紙って何からできてるの?
・タネのないスイカはタネないのにどうやって作るの?
・ホクロって消せないの?
・(食品の原材料を見ながら)スクラロースってなんだ?どんな味だ?

など。

しょーもないことリストを作って、
ふと思い出して、見て、
調べる、考える、空想する、を
行ってください。

気をつけるポイント

これをやるコツは、

・結果を求めない

です。

不安な人は、すぐに結果を求めて、

「できない」「無理だ」「これじゃない」

とまた不安なことを考え始めます。

不安なことから抜け出そうとする練習で、
不安なことに戻っていくのです。

なので、

「まぁいまの不安は置いといて
 1時間だけこれ考えよう」

くらいの気持ちで取り組んでください。

地味にやっていると、
いままでなら不安な気持ちになっていたような
問題が発生しても、

得意の不安を増長させるスキルが発動せず、
別の視点で物事を考え始めます。

・問題→不安!→不安!!→行動が止まる→さらに不安!!!

という負のスパイラルから、

・問題→待てよ…→こういう考え方もあるな
 →解決方法1の発見→やってみる

と思考が変化してきます。

ここまでいってようやく、

・解決方法1の発見→やってみる→失敗

 →ぐぬぬ→別の視点→

 解決方法2の発見→やってみる→失敗

 →ぐぬぬ→…

というトライアンドエラーの世界に突入できます

あとはそれをしてればそのうちうまくいきます。

焦っている人は、これができません。

・問題→不安
 →スーパーテクニック
 →すごい行動力
 →速攻で問題解決

みたいな夢を見るから、いつまでも
不安から抜け出せないのです。

まずは、不安をずっと考えている、という
状態から抜け出すことからスタートです。

とりあえずこれをやろう

そのためには、

・別のしょーもないことを考える

から始めてください。

もし、不安なことを考え続けて
何かいいことが起きるなら、
すでに起きているはずです。

そのくらい長い間、不安を考えることを
続けてきたでしょうから、その先に
いいことが起きないことは理解しているはずです。

なので、そこじゃない別の思考法として、

・別のことを考える

を取り入れてみてください。

やるとわかりますが、

・あなたの世の中を見る視野が広がります

視野が広がると、そこらへんに
解決策が転がっていたのが
分かってきます。

不安ばかりを見つめるのをやめて、
別の視点を持ちましょう。

その最初の一歩は、
別のしょーもないことリスト
作るところから、です。

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