ショックを消す思考法

福原です、

今回は、次の質問に答えます。

「大切なものが壊れて、
 ショックでたまらないです」

・・・

大切にしていたものが
壊れたり、無くなったら、
悲しいですよね。

私ももちろん悲しいです。

なので、ショックなのは分かります。

が、そのままの状態でいても
あまり良いことは起きません。

ずっと一人でシクシクないたり、
仕事が手につかなかったり、
家から出ることもできない
かもしれません。

そうならないように、
今回はショックな出来事に
どのように対処するか
お伝えします。

・・・

まず、基本的な考え方を
お伝えしますので、
頭で理解して欲しいのですが、

・出来事は出来事

ということです。

別の言い方をすると、

・出来事に意味は無い

です。

私たちは、何かが起きたら、

「これは良いこと」

「これは悪いこと」

とすぐに判断します。

「車に乗っていたら事故にあって
愛車がグシャグシャになった」

「ひどい!」

という感じです。

そう思うことは別に
悪いことではありません。

ただ、思い続けることによって
生活に影響するようでは困ります。

こういう時は、

・逆方向の意味付けをする

ことを意識してやってください。

例えば、愛車が壊れたとします。

その時に、瞬間的には、

「なんでこんなひどいことが起きるのか」

「アイツが悪いんだ」

「対応できなかった自分が悪い」

など、ネガティブな気持ちを
持つと思います。

これとは逆に、

・その車から今まで受け取った
 ことに対して感謝する

ことをしてみてください。

「たくさん買い物に行って
 重たいものを運んだな」

「雨の日も濡れずに済んだし、
 猛暑日もエアコンでなんとか
 なったなー」

「女の子と一緒にドライブに行ったな―」

などです。

出来事はただの出来事ですが、
意味付けは無限にできます。

死ぬようなつらい体験、と
思うこともできますし、

これは凄い学びになるぞ、と
思うこともできます。

「いやいや、

 ひどいことが起きたのに
 感謝とか学びとか
 無理でしょ?」

と思うかもしれませんが
単純に、

・スキル

の問題だと考えています。

つまり、

・普段から出来事に感謝していると
 感謝できる。

・普段からイヤなことばかり
 考えているとイヤなことを
 思いつく

のです。

要するに、イヤなことを考える人は

・イヤなことを考える
スキルが高い

とも言えます。

が、これはあまり日常生活で
役に立ちませんよね。

なので、今回の話をきっかけに、

・感謝するスキルを上げる

ことを始めてみてください。

出来事は出来事です。

意味付けは無限にできます。

悪いことを考えれば
それも無限に出てきます。

逆に、良いことを考えれば
実はそれも無限に出てきます。

「おー、死ななかった、
ラッキー」

と思ってもいいわけです。

「何言ってるんだ、
こんなにひどいことがあったのに、
そんなのんきな気持ちでいるとか
お前は馬鹿か!」

と言う人は、良い面がうまく
見つけられない、意味付けの
スキルがヘタクソな人です。

気にしないでください。

あなたの頭の中で考えることは
あなた『しか』決められませんので

・他の人の意見

・これまで自分がどうだったか

はどうでもいいです。

・今あなたの気持ちを落ち込ませている
 意味付けとは逆の意味付け

を探し始めてください。

毎日練習していると、あなたの
目の前で起きることにたくさんの
いいことが見つけられて、
幸せ度が上がります。

幸せそうな人も、不幸そうな人も、
実は同じものを見ています。

その『見方』が違うだけです。

あなたがたくさんの良い意味付を
探せば探すほど、他の人から、

「なんでそんなに楽しそうなの?」

と聞かれるようになります。

まずは、いま、目の前のモノを見て
感謝してみてください。

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