福原です、
■ユニクロ入れない症候群
私は過去に、他人の目を気にしすぎていて非常に困っていたことがあります。
ユニクロに入れなかったのです。
この画像の青い枠辺りまでは行けましたが、その先に入れませんでした。
理由は、声を掛けられることに恐怖を感じていたからです。
「どのようなものをお探しですか?」
「こちら今セール中でお買い求め安くなっております」
「こちらが今人気なんです」
「試着していかれますか?」
と声を掛けられるかもしれない、と想像しただけでお店に入れませんでした。
また、
「ダサい客が来たな」
「どうせ買わないんでしょ?」
「手に取ったものはちゃんとたたんで戻してくれないと困ります」
と言われているような気もしていました。
そのくらいに強烈に人の目を気にして、ユニクロですら入れなかったのです。
しかし、この悩みは意外な手法で解決されました。
■どのように解決したのか?
ユニクロに入れないくらい人の目を気にしてオドオドと暮らしていた私が、普通に洋服を買えるようになった理由があります。
ゴールを設定したことです。
「ん?」という声が聞こえて来そうなので、これから詳しく説明していきますので安心して聞いていて欲しいのですが、
私たちはゴールを設定するとそれを達成しようとします。
ゴール、というのは、次の二つの条件があります。
・本当に心の底からそうなりたいと思っている
・いまはできないくらい現状の外側のこと
つまり、やりたくてしょうがない、でっかい夢のことです。
私にはゴールがありました。
家で一人で働いてそれなりの生活はできていましたが、より多くの人に出会うため、多くの利益を出すために、セミナーを開催したいと思っていました。
セミナーで直接クライアントさんと会い、直接話すことで、クライアントさんの結果が出やすくなるのではないか、と思っていました。
また何度も直接話を聞きたいです、会える場所はないですか?と問い合わせをいただいていたのでそれに応えたい気持ちもありました。
つまり、やりたい、叶えたい、と思っていたのです。
1つ目の条件ですね。
しかし、ずっと家で働いている私にとっては、セミナーは現状から考えると困難なことでした。その時はできない、むりだ、と思っていたわけです。これが現状の外側ですね。2つ目の条件です。
この2つの条件が重なったゴール、つまりセミナーを開催したいというゴールを設定した時から、歯車が動き始めたわけです。
■現状のクソダサを見て凹む
しかし、ゴールは「こうなったらいいなー」と思っているだけでは叶いません。
夢を見ているだけでは何も変わらないのです。
変わるには行動が必要です。
もっというと、行動するための【きっかけ】が必要になります。
「セミナーやりたいなー」と思いつつもそのために行動をしていなかった私は、いつものように近場のショッピングモールを歩いていました。
ぼけーっと歩いていると、柱につけられた大きな鏡が目に入りました。
そこに映っている自分の姿を見て衝撃を受けました。
「うわぁ、、クソダサい!」
そう、私が着ていた服はダサかったのです。
当時の写真はあまりにクソダサすぎて撮っていないので、似たような写真を載せておきます。
この写真の人はカッコいいんです。
この上のTシャツがブルーでもっとしょぼい柄で、服が買えないので何年前に買ったのかわからない、表面がガサガサのものでした。
下のジーンズもなぜかポケットから布地が飛び出ていて、細身でダメージが入ったものでした。
靴は、安けりゃなんでもいいや、で選んだ灰色のスニーカーでした。
あまりのダサさに、まじめに隠れたくなりました。
家で自分の姿を鏡で確認するなんてしたことなかったので、いままでこんなクソダサい恰好で歩いていたのかと、過去数年間すべてが恥ずかしくなりました。
と同時に、とあるスイッチが入ったのです。
「この恰好では、セミナーはできない!」
■ゴールとのギャップからくる焦りが原動力になる
「これはなんとかしないといけないな」と強烈に思いました。
クソダサな自分に凹むダメージよりも、このままではセミナーが開けない、という衝撃の方がまさりました。
さっそく本屋に駆け込み、ファッション誌を読み漁りました。しかし、これまで洋服に興味なんてなかった私は、何を着たらいいのかまったく分かりませんでした。
セミナーだからスーツでいいかもしれない、と一瞬思いましたが、家でひとりで働いて自由に暮らす方法を伝えていこう、と思っていたので、スーツで人前に出るのは明らかに間違っている、と感じていました。
ぼーぜんとしました。どうしていいのか分からないのです。周囲にカッコいい人も特に思いつかなかったので誰に聞いていいかもわからない、次にとるべき方法も見えず、しばらくショック状態ですごしていました。
着る服も他になく、いつもの服を着て、こそこそと買い物に行って、速攻で帰ってくる日々が続いたのです。
ある日、なんとなく本屋に入って、なんとなく雑誌を見ていたら、一冊の本を見つけました。
衝撃が走りました。
「ここに全部書いてあるやん!」
その本には私が着たかった、カッコいいけどスーツじゃない、自由な生活を送っていますよアピール笑ができる洋服がモロに何着も載っていました。
「これだ!これ買えば全部解決する!」
と速攻で購入して読み込みました。
その本には「ユニクロで売ってる服でもかっこよくなる方法があるよ」と具体的な商品名とともに書いてありました。
それを見た次の日に、いままで一歩も奥に入れなかったユニクロ店内を堂々と歩いている私がいたのです。
ユニクロ入れない問題は一瞬で解決してしまいました。
それどころか、セミナーできないクソダサファッションは、一瞬にしてセミナーができるカッコいいファッションに変わったのです。
私の人生が一瞬に変わった、と言ってもよい衝撃的な変化が本当に一瞬で起きた出来事でした。
後日、本当にセミナーを開催した時の写真です。お客様から「デザイナーかと思いました」と言われるほど好評(?)でした。
■セミナー講師VSクソダサファッション
この話のポイントは、良い本に出会えたね、ではありません。
ゴールを設定したことのが重要なのです。
実は私は、将来にセミナーを行いたいと思い、その光景をイメージしていました。
実際にセミナーをやっている人たちの映像を視聴し、セミナー会場を事前に調べたり、実際に何人もの先生のセミナーに参加していました。
他の人が生徒として勉強している中、私はその先生の立場で自分が話しているつもりで聴講していました。
そうすることで実際にセミナー講師として活躍している自分の姿が、おぼろげながらも頭の中に構築されていました。
なので、鏡でクソダサい恰好を見た瞬間に「これは違う!」と思い、急激に焦り始めたのです。
この【セミナー講師として活躍している自分】と【クソダサファッション】の強烈なギャップが、その後の私の積極的に本などでファッションについて調べるという行動力を生み出したのです。
行動力は、ゴールと現状のギャップが大きい時に生まれます。
小さな目標では行動力は生まれません。
ゴールは現状の外に設定する必要があります。
■すごいことなんて無理、と思っても大丈夫です
「ゴールは大きく。現状の外側で」と聞くと、もしかしたら「私にはそんなすごいことは無理だ」と尻込みするかもしれません。
ゴールは尻込みするくらい大きい方がいいので、それは良いのですが、尻込みしたままだと行動しないので叶わないのも事実です。
なので、こう考えてみましょう。
「どうせゴールは達成できる」
未来にあなたがどうなっているかは、あなたが勝手に決めればいいです。
そして未来にどうなっているのかは誰にもわかりません。
であれば勝手に叶っていると確信してしまった方がいいです。
できる、と思っても正解ですし、できない、と思っても正解です。
あなたは両方の選択肢を持っていて、どちらでも選べます。
であれば「できる」方を選んだほうがいいですよね。
「どうせゴールは達成できる」と気楽に思っていればよいです。
そして、ゴールの達成には、いままでにやったことがないことへのチャレンジが必要です。
知らないことを学び、経験のないことを実践し、会ったことがない人と話をする必要も出てくるでしょう。
それらのすべてを『楽しいこと』という意味付けにしておきましょう。
いまはやったことがないことは『難しい』『大変だ』という意味づけをしていると思います。未知の出来事に勝手にラベルを付けているのです。
それを『楽しいこと』というラベルに変えておいてください。
物事や出来事をどのように意味付けるのかはあなたの勝手です。
自由に意味づけを決めていいのです。
これもまたあなたの選択です。であれば『楽しい』と勝手に思う方がトクです。
これからは、新しいことにチャレンジすることを『楽しい』と勝手に思っておきましょう。そう思ってやっているうちに実際に楽しく感じられてきます。
これは新しいことに『難しい』『大変』という意味づけをし続けて、実際にリアルにそう思っているのと同じことです。あまりに大変すぎて、冷や汗をかき、眠れず、できるならばやらないでおける方法を探し、実際に逃げられる方法を見つけ出して、チャレンジをしないという実績を何度も残してきているでしょう。それは『難しい』を現実化した証拠です。
これの『楽しい』バージョンを実践しましょう。楽しい結果があなたの元にやってきます。
■はじめはゴールを設定するところからです。楽しく夢を見ましょう。
もう一つのアドバイスですが、方法から入らないようにしてください。
例えば、上述した私の話から「私もセミナーをやりたいので、福原さんが出会った本を教えてください」と思うようなことです。
教えてもいいのですが、知ったところで意味はないと思います。私が悩んでいたことは解決できましたが、あなたがいま悩んでいることを解決するとは限らないからです。
そもそも求めているセミナーの種類が違うかもしれません。あなたはぴしっとしたスーツの方がいいかもしれません。
テクニックから入るのではなく、ゴールを設定するところから始めてください。私に役立った方法は、あなたのゴール達成のためには何の役にも立たないかもしれないです。
あなたのゴールがあり、それに必要な方法が見つかります。
ゴールが先で、方法はあとです。
これを方法から先に入ると、視野が狭まります。
テクニックを重要視しすぎると、自分が何をしたかったのかが分からなくなります。
ゴールを先に考えるようにしてください。
望む状態を考え、イメージしたときに、必要な方法が分かってきます。
■焦らずじっくりと時間をかけていきましょう
他人の目が気になりまくっていた私が、急激に行動し始めてセミナー講師として人前で話せるようになったのは、ゴールを設定したからでした。
あなたにやってほしいのは、落ち着いて考えられる時間を確保して、あなたのゴールを探すことです。
テレビもネットも遮断して、じっくりと何をしたいのかを考えることで、あなたが望むものとその方法が急に見えてきます。
焦らないことです。時間を短縮しようとしないことです。
日々時間を取ってゴールは何だろう、何がワクワクするだろう、どんなことが叶ったら最高だろうか、と考え続けてみてください。
私は最初からセミナー講師になろう!と決めていたわけではありません。むしろ避けて通ってきた道です。しかし、いろいろとゴールについて空想する中で、セミナー講師になって多くの人に直接会って、人生を豊かにするお手伝いをしたい、と思うようになりました。
あなたがやりたいことを自由に、勝手にゴールとして設定してください。
そのためにはまずはリラックス。そして時間をかけてあれこれ楽しく考えるところから始めてみてください。
もしゴール設定に悩む場合は、こちらのコースもご利用ください。
他人の目を気にすることがなくなり、人生を豊かにする方法を具体的にお伝えしています。
どうでしょう?あなたは人生を変える準備はできていますか?
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