こんにちは、福原です。
前回の続きとなります。
前回は、行動できない3つの理由の話をしていました。
復習しますと、
1.何をしたらいいか分からない
2.具体的な方法が分からない
3.慣れていない
でしたね。
では続きです。
■いいことを繰り返す
行動できない3つの理由の中で
注目して欲しいのは
『3.慣れていない』です。
「あなたのことを自分でほめてあげてくださいね」
「自分に『ありがとう』を言ってくださいね」
と言われてもできない時は、単純に
慣れていないだけのこともあります。
私たちは普段から、自分をほめたり
自分に感謝を言うことがありません。
『白い自分』を見ることに慣れていないのです。
逆に、何をするのに慣れているのかというと
「私はホメるところなんて無いダメ人間です」
という『黒い自分』を表現した言葉に慣れています。
自分をけなすのには慣れているけど
ほめるのには慣れていないのです。
ほめることを繰り返して
『白い自分』を見ることに慣れてください。
言い慣れていない『ありがとう』を繰り返して
ほめる言葉に慣れてください。
やって欲しいことはただそれだけです。
最初はただの焼け焦げた黒い塊も、
5回くらい作っていくうちに
『プロヴァンス風サワラのソテー』に
なっていくと思います。
「いやー、私なんて何にもホメるところなんて
ないですよ…」
と思う人は、とりあえず、何度もほめてください。
ほめているうちに、あなたの『白い自分』が見えてきます。
ほめることは何でもいいんです。
「仕事場に来た」(私は行けない時がありましたよ)
「起きた」(私は1日中寝てた時期もあります)
「ブログを読んだ」(見方を知らない人もいますよ)
「車を運転した」(中学生は誰もできないことですよ)
・・・
あなたが普通にやっていることも
他の人から見たらすごいこともあります。
『このことを素晴らしくできている他の人』と
比べないでください。
あなたにとって大したことじゃないことも
十分にほめるに値することです。
ものすごい小さなことをやってもほめてください。
そして『ほめたこと』をまたほめてください。
■選ぶことができます
「こんなにも私はダメな人間なんだ…」と
繰り返し頭の中で繰り返して
本当のダメ人間になる人がいます。
「できた、すごい。これもできた、すごい。
こういういいところも私にはあったんだ」と
ほめることを繰り返して、
楽しみながら成長していく人がいます。
どちらでもあなたは選択できます。
あなたの好きな方を選んでください。
では、今回の宿題です。
■宿題■
■1.『ありがとう』を10回言う
自分に向かって『ありがとう』を言ってください。
特に意味を考えなくていいです。
『ありがとう』を言うことに慣れるのが
ここでの宿題です。
■2.さらに『ありがとう』を10回言う
しつこいようですが、さらに繰り返してください。
慣れるための宿題です。
■3.さらに『ありがとう』を飽きるまで言う
これは慣れるための練習です。
何回でおしまい、というのはありません。
電車の待ち時間でも、寝ながらでも
空いた時間に練習してください。
やっていくうちに『ありがとう』に
抵抗がなくなってきます。
■4.『ありがとう』を言ったことを『ほめる』
10回言ったら自分をほめましょう。
「よくできました」
「よくがんばりました」
言葉は何でもいいです。
また10回言ったらほめてください。
この自分で自分をほめる、というのも
本当に重要な作業になりますので
馬鹿らしくても必ず行なってください。
■5.宿題をやった時の気持ちを教えてください
やる前と、やった後と、何かが変わりましたでしょうか?
何を感じたでしょうか。
まだ恥ずかしい感じがしますか?
どんなことを感じてもそれは正しいことです。
何も間違いはありませんので、感じたことを
コメントかメッセージで教えてください。
宿題は以上です。
・・・
普段の生活で、誰かから
『ありがとう』を言われたり
ほめられたりすることはないと思います。
でも、正直、感謝されたり、ほめられたりしたら
うれしいですよね。
周りの人が言ってくれればいいのですが
それが期待できない場合は、
あなたが、あなたを喜ばせてあげてください。
あなたが自分に感謝して、
あなたのとった小さな行動をほめることで
あなたの中から自信がにじみ出てきます。
他の誰かに認められて出てくる自信ではなくて
あなたが自分で作り出した自信です。
今回の宿題を行なって、にじみ出てくる『自信』を
実感しておいてください。
・・・
長い話を最後まで聞いてくださって
ありがとうございました。
またあなたに役立つ興味深い話をしていきますので
楽しみに待っていてください。
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