こんにちは、福原です、
(今回の話は、長いです。
長いですが、とても大切な話をしていますので
最後までがんばって聞いてください)
今回は次の質問に答えていきます。
「福原さん…
実は夫がパチンコ依存症で困っています。
彼との生活を辞めたいのですが
どうしたらよいでしょうか…」
他にも、
「お酒をやめたいのですが…」
「仕事をやめたいのですが…」
「宗教活動から抜け出したいのですが…」
などという質問を多くいただいています。
「本当はやめたいんです、でも
どうしたらいいのかわかりません」
というあなたの悩みに答えていきます。
今のあなたの生活を楽にしたい場合は
必ず最後まで話を聞くようにしてください。
■辞める方法
単純に言います。
何かをやめる方法は1つしかありません。
それは、
『それをすることをやめる』
です。
「いやいや、あんた、やめるって
そんな簡単に言うけどさ、
やめられないから困ってるんでしょ?」
という声が聞こえてきそうなので
説明しておきます。
次の質問に答えてください。
あなたは
『やめる』のですか?
それとも
『やめたいと思っている』のですか?
・・・
・・・
ここから先は『やめる』ことを決意した
場合のみ話を聞いていてください。
『やめたいと思っています…
(でも、やめないけどね(・ω<)☆)』
という場合は、すでにその望みは
叶えられているので、今のままで
いいのだと思います。
「あなたは、やめるのですか?
やめたいと思っているだけ、ですか?」
■選択
私たちは、常に『選択』をしています。
今日何を食べるのか?
どのテレビ番組を見るのか?
買い物はどこに行くのか?
誰のことを考えるのか?
などなど…、毎分、毎秒、いろんなことを
選びながら、選択しながら生きています。
これをあなたが今まで生きてきた分の
長さだけ続けてきたのです。
20歳の人は20年間
30歳の人は30年間
常に自分で選んできたのです。
「いやいや、あんたね、
子供の頃はどうなのよ?
親がこれをしろって言ったら
それをするしかないでしょう?」
そうかもしれません。
そうじゃないかもしれません。
いずれにしろ、選んだことには
変わりありません。
『親の言うことを聞く』
という選択をしただけです。
まずは、ここでは私たちは
『選んでいる』のだと言うことを
理解しておいてください。
■民家風料亭の敷居をまたぐ
さて、話をちょっと変えます。
少し想像してみてください。
あなたは「たまにはいい食事をしよう」と
思って、高級そうなお店を調べている
とします。
彼女を口説くためかもしれません。
誰かの誕生日かもしれません。
そこで、周りの人に聞いてみます。
「あー、じゃぁ、〇〇町にある
料亭なんていいんじゃない?
ちょっと値は張るけど、
和食で美味しいし、雰囲気もいいよ」
「なるほど。」
あなたはさっそく下見に行ってみました。
教えられた住所にあったのは…
どうみても民家です。
昭和初期に立てられたような木造の
深い茶色をしたの家があります。
看板もなく、お店らしき表札もなく、
引き戸の玄関は固く閉じられ
周りには誰も居ず、ごく普通の
民家が並んでいるだけです。
しかし住所は間違いなくここです。
でも、お店はありません。
どう見ても民家です。
・・・
「よくわからんけど、入ってみよう!
こーんにーちわー!」
という人はあまりいないのでは
ないかと思います。
「と、、とりあえず、ぐるっと一周してみよう。
…ここだ、ここに違いない。
入ってみようかな、、でももし入って
怒られたらどうしよう…
っていうか、この住所
間違いなんじゃなかろうか。
あいつ、間違って番地書いたな。
とりあえず明日もう一回聞いてみよう…」
で、帰るかもしれません。
そして友人は答えます。
「あー、いい忘れた。
そこ、どうみても民家だから。
『民家風料亭』なの。
隠れた名店ってやつね。
電話で予約してから行ってね」
「…そう。」
・・・
さて、この話で何がいいたいのかと言うと
『知らないものは怖い』ということです。
私たちは、いままでに経験したことが
ないことには『恐怖』を感じます。
初めて行くお店
初めて会う人
初めて経験すること、例えば
入学、就職、昇進、転職、結婚、出産…
一見すると幸せに思える結婚でさえ
『マリッジブルー』と言って
不安を感じる場合もあるのです。
それは、結婚が『まだ経験してない』
からでもあるのです。
あなたは、民家風料亭の敷居を
簡単にまたげるでしょうか。
知らないところへ何の苦労もなく
行くことができるでしょうか。
入れない人向けにこの話をしていますので
落ち込まないでそのまま聞いていてくださいね。
■辞めたいと思っています、けど…
ここでもう一度、いまあなたが
やめたいと思っていることを
思い出してみてください。
そして、次の質問に答えてください。
「それをやめたことはありますか?」
「それをやめた後に、どうなるかを
知っていますか?」
・・・
大切な質問になりますので、
話を聞くだけでなく
ちゃんと考えてくださいね。
・・・
多くの場合は、やめたこともないし
やめたあとにどうなるのかは
知らないのだと思います。
「会社を辞めたいんです。
もう耐えられない…
でも、やめたらどうなるんでしょうか?
ハローワークに行けばいいんだよ、って
言われるんですけど、もし次の仕事が
見つからなかったらどうしましょう?」
「たばこを辞めたいんですよ。
体に悪いと思うし…
でも、やめたらなんか口寂しいじゃ
ないですか。
禁断症状とか怖いし、、、
仕事の途中に抜け出して、たばこ仲間と
話をするのがいいんですよね。
リラックスできるし
それができなくなったら、
さて、どうしましょうかね…」
・・・
分かります。
私は元々、猛烈な心配性なので、
「もしこうだったら、どうなるのだろう…
わからん、困った…」
と考え続けて結局何もしないことが
多くありました。
なので、あなたがそのような状態にあっても
責めるつもりは全く無いです。
■あなたはあなたのチアガール
さて、チアガールはわかりますよね。
ニコニコ笑顔で、ポンポン持って
足を高くあげてパンツを見せて
あなたを応援してくれる人です。
(チアガールの人がいたらすみません…)
「がんばれ!がんばれ!応援してるよ!」
とあなたの背中を一生懸命押して
くれる人です。
そのチアガールは、あなたの頭の中に居ます。
そして、次のようにあなたを
『応援』してくれるのです。
「会社を辞めたいけど、辞めたら怖い?
ふーん、そうなんだ。
よし、わかった。
応援してあげる!
あなたは会社を辞めなくてもいい!
怖いことなんて何もしなくていい!
今のつらさも耐えられるよ!
あなたはあなたのままでいい!」
そして、あなたは今のまま居続けるのです。
『今のままなら、今のまま』です。
やっていることが今のままなら
状況もずっと今のままです。
「辞めたいんですけどねー
(でもやめないけどね)」
のままです。
チアガールはあなたの味方です。
あなたが考えていることを
そのまま応援してくれます。
あなた「やめたいんだけどねー
でもやめたらいやなことが起きそうだなー
こわいなー、やめたくないなー」
チアガール「わかった!
フレー!フレー!やめないで!
頑張れ!頑張れ!いまのまま!」
・・・
最初に言ったことを覚えていますか?
「やめる」のですか?
「やめたいと思っている、でも…」なのですか?
どちらもチアガールは応援してくれます。
■あなたはあなたのままでいい
『あなたは、あなたのままでいい』
いい言葉ですよね。
何かの歌の歌詞にありそうな言葉です。
でも、この言葉は不十分です。
正確に表現します。
『あなたは(望む幸せに向かって進んでいく)
あなたのままでいい』
です。
誰かに押し付けられた、
『やらなければいけないこと』をし続ける、
そんなあなたのままでいい、
というわけではありません。
あなたがもし、何かをやめたいと
思っているのでしたら、
その先にある『望む幸せ』を
考えるようにしてください。
あなたはいま変化を求めています。
だから私の話を聞いているのだと思います。
変化したいのは何かから逃れたいからです。
同時に何かを手にしたいからです。
今は逃れたいほうばかりを見ている
のだと思います。
次にあなたがすべきことは
『何を望んでいるのかを知ること』です。
やめたあとに何をやりたいと思っているのかを
理解してください。
知らなければ、先にあるものが見えません。
わからなから怖くなって、今の場所で
足踏みをします。
本気でやりたいことが見つかったら
一刻も早く行動をしたくて
ウズウズするはずです。
なので、最初の一歩として
『何を望んでいるのか』を
考えるところから初めてください。
逃げたい理由は、もう十分考えたと思います。
でもそれだけでは行動できなかったのです。
行動するためには、やめたあとに起きる
いいことを考えてください。
自然と行動していくあなたに
出会えるようになります。
では、宿題です。
いい話だった、で、終わらせないでください。
あなたは「やめる」のですよね?
そのための宿題です。
■宿題■
■1.紙とペンを用意する
必ず用意してください。
書かないで「あー宿題ね、考えましたよ」
という人がたまにいるのですが
意味があって紙に書くように言っています。
頭で考えるだけの作業はこれまで
十分すぎるほどやっていると思います。
いままでとは違う結果が欲しい場合は
違う行動をとるようにしてください。
そのための紙とペンです。
すぐに用意してください。
■2.一番上に辞めたいことを書く
「たばこをやめる」
「仕事をやめる」
「上司のグチを聞くのをやめる」
など、大きな字で書いてください。
あなたが書いたことは誰にも見せなくて
いいので、正直に書いてください。
書いて少し恥ずかしさというか、違和感を
感じるようなことの方がいいと思います。
普段「こんなこと思っちゃだめだよな…」
と心の奥底に隠していることを
書いてみてください。
■3.それをやめたら得られるいいことを
10個書いてください。
例えば、
「たばこをやめる」
・口の匂いが良くなる
・歯の黄ばみがつかなくなる
・服の臭いが消える
・お金が節約できる
・・・
書くのは少し難しいかもしれません。
でも、あなたはすでにその答えを知っています。
これまでにあまり思い出さないように
してきただけです。
なぜならば、頭のチアリーダーが
辞めないように応援してきたからです。
書いている途中で
「いや、こんな良い事起きないよな…」
と思った場合は、チアリーダーが
「そんなに世の中甘くない♪
辞めないで!あきらめて!」
と辞めないことを応援しているだけです。
「うっせ!あっちいけ!」
とチアリーダーを追い払って
いいことを思い出してください。
■4.さらに書き続ける
まずは10個書きだしてください。
その後は惰性で書き続けてください。
目標個数はありません。
ただただ書き続けてください。
意味不明なことでもかまいません。
「たばこをやめたら…
女にモテる、
給料が増える、、、
たばこの代わりにパンをくわえて
走ったら、交差点で女の子とぶつかって
・・・
上司「今日から転勤してきた〇〇さんです」
私「あー!今朝ぶつかったくまパンツ女!」
娘「あー!変態スケベ男!」
そして二人は・・・」
なんでもいいです。
変に制限をつけなくていいので
いいことを書きまくってください。
宿題は以上です。
・・・
「え?こんなこと?」
と思うかもしれません。
そう、こんなことです。
いままであなたは「辞めないで済む理由」を
一生懸命考えてきたはずです。
「宗教を抜け出したら、家族に責められて
家に仲間が訪ねてきて、怒られて
あとをつけられて、探偵に監視されて…ひー!」
と、まだ起こってもいない未来に
さんざん苦しんできたのだと思います。
そして、チアリーダーが応援します。
「わかった、そうなるといいね!
フレー!フレー!探偵!
頑張れ!頑張れ!盗撮、盗聴!」
です。
チアリーダーはあなたの味方です。
考えていることを応援してくれます。
なので、頭の中を不安から理想に
切り替えておく必要があります。
チアリーダーに
「もう、怖いこととか考えてる場合じゃないわ!
はやくモテモテになって、
大金持ちになりなさいよ!
フレー!フレー!し・ご・と!
頑張れ!頑張れ!楽しい仕事!」
と思わせる必要があります。
■想像と結果は違う
最後に、この言葉を覚えておいてください。
『想像と結果は違う』
私達が今思っている不安なことは
未来に起きるとは限りません。
わからないのです。
わからないことを怖がらないでください。
どうせ分かった気になるのであれば
望む人生を送っている自分の姿を
信じるようにしてください。
どっちを信じるのもあなたの『選択』です。
やめるのか、やめたいと思うのか。
不安を信じるのか
明るい未来を見ながら進んでいく、のか。
あなたは好きな方を選ぶことができます。
あなたは自分の頭の中にあるものを
得られるように人生を進んでいきます。
頭の中に入れるものも、あなたが選べます。
それを選ぶためにも、今回の宿題を
必ず行うようにしてください。
まず行うことは、そう、
紙とペンを用意することです。
・・・
もしよければ、あなたが今、何をやめるのか
匿名でいいのでコメントで教えてください。
コメント
僕は女の子に依存することをやめます。
理由は相手に依存していると相手の行動で激しく自分が動揺してしまい自らやりたいことに集中できず、相手のことばかり気にしてしまうからです。
ささいなことで激しく嫉妬してしまい体調をくずしました笑
空虚感を女の子に頼るのではなく自分でケアしてあげられるようになります。