■20代のうつ病の症状とは？
福原です、
20代の方のうつの症状は
肉体の面というよりは
精神的な面が大きいと考えています。
例えば、就職活動や、会社に所属しても
将来がどうなるのか不安でストレスが
増えて、うつ的な症状を感じるなどです。
■なぜそうなるのか？
私たちは、わからないことを嫌います。
自分が理解できないことがあると、
・知ったふりをしてやりすごす
・考えないようにして逃げる
のです。
これは普通のことです。
20代とか年齢にかかわらず
みんなそんなもんです。
例えば、
「今後の日本経済の復興において
年金基金の扱いをどのようにすべきか」
と言われても、
「あー、それね、大事だよね、わかるわかる」
と適当に流すか、
「いや、わからないです、すみません」
と逃げるかどっちかです。
しかし、就職や実際の仕事となると、
周りからのプレッシャーもあり、
逃げる、ということが許されない
ように感じます。
「いやー、やりたいことないから
卒業しても働かないわー」
と言える状況でもないですよね。
なので、精神的に逃げられずに
やりたくもないことをやらされている
感じがして、気持ちが落ち込みます。
それがうつ病の症状として
いろいろ現れてくるのです。
眠れない、起きれない、やる気が無い、
頭が痛い、お腹が痛い、めまいがする…
いろいろ症状が出てきます。
その時は、
「なぜ私がやらないといけないのか」
「本当はこんなことをしたいんじゃない」
という自分の正直な気持ちを
まずは理解してあげましょう。
■具体的なうつ病の解決策は？
では、どうすればいいのか、というと、
・やりたいことを探す
です。
こういう話をすると、
「自分探しですか？無駄ですよそんなの」
という人がいますが、無視しましょう。
彼らは自分がイヤなことをやっているのに
他人が楽しそうに充実した生活を
送るのが耐えられずに文句を言っているのです。
そういう人にならないように
注意しつつ、無視してください。
あなたがやることは、
・やりたいことを探す
です。
自分がやりたいことは何なのか？
それをやったらどんな気持ちで
どのような生活スタイルになるのか、を
考える時間を持ってください。
「いや、そんな余裕無いです。
いますぐに働かないと
お金の問題があるんです」
という人は、
・どの仕事が儲かるか
ではなく、
・どの仕事がやりたいか
という基準で選択してください。
なぜかわかりませんが
仕事を選ぶときに、
・初任給
・休日の多さ
・保証の厚さ
・仕事がラクそうかどうか
で選ぶ傾向があるように感じます。
ぶっちゃけ、実際に働かないと
わからないことですし、
給料にしても初任給の多い少ないは
ほぼ関係ありません。
住む家の家賃や、飲み代、
アプリの課金代を加味すれば
個人差があり、誤差のようなものです。
もう少し言えば、今の時代、
その会社が5年後にあるかどうかも
わからない状況です。
小さな条件ばかりを見て、
・あなたがやりたくてやるかどうか
という大事な視点を見落とさない
ようにしてください。
少しのお金に目がくらんで
やりたくもないことに耐えて
5年後に会社が潰れて唖然とする、
なんてことにならないように
してくださいね。
■これからどうすべきなのか？
まずは、あなたの興味分野を
確認しておきましょう。
・インドア
・アウトドア
・みんなでワイワイ
・一人でコツコツ
・細かい作業
・大きな視点で
・1つの場所でずっと
・いろいろ移動していたい
・朝方
・夜型
・ものを作る
・ものを売る
・ものを使う
・教えるのが好き
・学ぶのが好き
・若い人向け
・中年向け
・高齢者向け
などなど、いろんな面から見て
あなたの興味のあるポイントを
探しておいてください。
よく、
「やりたいことなんてないし
考えてもわからないんですけど」
という人がいますが、それを
見つけるのがあなたの責任です。
わからないのは、考えていないからです。
私たちは、いままでの人生の中で、
「私は何が好きで、何に興味があって、
何に夢中になるだろうか？？？」
と考えることをしてきませんでした。
小学校の卒業文集の、将来の夢は
なんですか？という質問以来
考えたこともない、という人も
いるかもしれません。
それをちゃんと考えておいてください。
■うつの症状回復の切り札です。
もう就職した、とか、もう就活中、とか
関係ありません。
これから常に考えておいてください。
あなたのやりたいことがわかるのは
あなただけです。
他の人に聞いても答えは出ません。
やりたいことがわからないと
何を基準に働く場所、生活場所を
選んでいいかわからず、悩み続けます。
いまの状況がずっと続くのです。
でも、やりたいことがわかれば、
それを基準に選択ができます。
選んだものは『やりたいこと』なので
大きなストレスを感じることも
少なく、日々充実感と楽しさを
感じながら生活可能になるでしょう。
うつ病の症状の回復、というと
どうしても、クスリ、とかカウンセリング、
とかに目が向いがちですが、
そもそもの、
・あなたのやりたいことをやってくださいね
という基本に立ち返る必要があります。
あなたの人生は、あなたのものです。
誰かに命令されたり、支持されて
それに従うものではありません。
自分の人生を、
・やりたいこと
という基準で選んで、自分の責任で
楽しく充実したものにするんだ、という
視点を忘れずに、これからのやりたいことを
探してみてください。
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