うつ病の症状:40代編と対処法

うつ病

■40代のうつ病の症状とは?

福原です、

40代のうつ病の人を見ていて
思うのは、

・心と体のギャップ

を感じているように思います。

心の中では、20代、30代のままで
生活をしていける、と思っている。

でも、実際の体は40代になり
体力も落ちて、思うように動かない

若いころのやり方、考え方のままで
イケると思っているのに、
体の方がついてこない。

・徹夜ができない

・集中力が切れてくる

・食事、お酒がつらい

・出かけるのがおっくうになる

など、地味に体の不調を訴えたり、
それがストレスになり、さらに
気持ちの面で落ち込んだり
新たな症状を生み出して
いるように見えます。

■なぜそうなるのか?

当然のことですが、年齢が増えると、
肉体的にはおとろえてきます

また、新しいものを受け入れにくく
なり、世代間のギャップに悩む
ことも多くなってきます。

頭が思っている、

「私はまだ若い、まだイケる」

という感覚と、実際に起きている、

「ちょっとつらいかも」
「もう年なのかも」

という意識の差が、新たなストレスを
生み出している原因の一つだと考えます。

ストレスはうつ病の各種症状を
生み出す原因にもなってきます。

40代の人は、脳内の若さと、
物理的なおとろえの差から
症状が出ているのかもしれません。

■具体的なうつ病の解決策は?

そんな40代の方にオススメしたいのは、

・視野を広く持つ

ことです。

肉体的なおとろえを感じても、
実際にはできることはたくさんあります

若いころには、肉体の元気さを武器に
ガンガン仕事をしていたのが、
年とともにできなくなる、

・だから私はもうダメだ

ではないのです。

年齢を積み重ねた分だけ、
できることが増えているはずです。

これまでは考えもつかなかった
新しいやり方を生み出すことも
可能になってきます。

むしろ、若さで押し切るよりも
もっとラクにできる方法
使えるようになっているかも
しれません。

なので、広い目で自分と、
やろうとしている作業を見つめて

・うまくいくやり方

を探してみてください。

当たり前の話ですが、
ムリに今までのやり方を
押し通さなくてもいいのです。

欲しい結果が得られるのであれば
新しいやり方でもいいのです。

例えば、いままでは車を自分で
運転して旅行をしないと気が
すまなかったとします。

でも年齢とともに徐々に
つらくなってきた。

であれば、

・電車で行く
・途中で1泊する
・他人を説得して運転してもらう

など別の方法を考えればいいです。

若いころのままのやり方で
押し通す必要はありません

頭を使って、別の方法で
欲しい結果が出ればいいのです。

■症状克服にも役立つテクニック

広い視野を持ちましょう、と
言われても漠然としていてい
困るかもしれません。

であれば、

・リラックス

してください。

私たちが、ひらめき、を思いつく
場所はどこが多いでしょうか?

・布団の中

・お風呂

・トイレ

・乗り物(新幹線など)

が多く言われている場所です。

これらに共通するのは、

・リラックスできる場所

だということです。

リラックスすると、新しい
アイデアを生み出しやすくなります。

これまでに考えつかなかった
うまいやり方を見つけたりもします。

であれば、あなたが意識して
リラックスすることで、

・広い視野で
・ラクな方法で
・結果の出るやり方

を見つけることが可能になります。

もちろんリラックスすることで
うつ病の症状も和らげることが
可能になります。

怒りや悲しみの状態は
交感神経が活発な状態です。

交感神経、というのは
興奮状態を呼び起こします。

イライラ、カッカする、
泣く、ドキドキする、
そういう状態です。

こういう状態の時には
各種症状が出やすくなります。

リラックスできると
副交感神経が優位になります。

落ち着いて、冷静で、
穏やかで、静かな気持ちでいられます。

■リラックスする方法

では、リラックスするには
どうしたらいいでしょうか。

それは、

・体の力を抜く

ことが有効になります。

私たちの、体と心はつながっています。

体が緊張すると、心も緊張します。

逆に、体の力を緩めると
心も緩んできます。

試しに、だるーーーんとしながら
怒ってみてください

よだれが垂れるほどに顔の力を抜いて、
溶けたハチミツのように全身の力を
抜いた状態のまま、激怒してみましょう
難しいと思います。
だるーん、とした状態なら
怒りを感じることでも、

「まぁどうでもいいか」

と思えてくるかもしれません。

体が緩んでいるので、
心もゆるやかになっているのです。

なので、

・体の力を抜く練習

をしておいてください。

力を抜くことに慣れておくと、

「いまリラックスしたい」

という時に、体の力を瞬時に抜いて
リラックス状態になれます。

なので、

・練習

をしておきましょう。

具体的には、1日に何度も
力を抜く時間を決めて
全身の力を抜いてください。

体が、

溶けたハチミツのような、
溶けたバターのような、
はんぺんのような、
さらさらの砂のような、

イメージはなんでもいいのですが、
あなたが好きな「だるーん」が
作れるイメージをしながら
力を抜いていってください。

はじめのうちは、体の一部分だけ
集中して、

・顔のほっぺの筋肉の力を抜く

・腹筋の下のほうの力を抜く

・ふくらはぎの力を抜く

という感じで、上から下まで
一部分ずつ力を抜く練習
しておいてください。

なれたら一気に全身の力を
抜けるようになります。

■まとめ

40代のうつ病の方は、頭のイメージと、
体や周りの環境の物理的な部分とで
ギャップを感じています。

それを克服するためには、
新しい考え方、行動の仕方
見つけ、実行する必要が
あるかもしれません。

新しい方法を見つけるには
リラックスが必要になります。

リラックスするには
全身の力を抜くことで
心も穏やかになってきます。

では、体の一番上、頭頂部や
目の周りの力を抜く練習から
初めておいてください。

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