雨の日はつらいですか?

うつ病

なぜ雨の日につらくなるのか?

福原です、

私は体調を崩してからというもの
雨が降るとどうしても体調が悪くなってしまうのですが
あなたはどうでしょうか?


雨が降る日や、その前の日、
曇っている日、台風が来ているときなどは
体調が崩れやすいです。

逆に、天気が良い日は、雨の日の体調が
ウソのように体調も気分もよくなります。

私は、なぜ天気の差で体調が変わるのか
ずっと不思議に思っていたのですが、
そのヒントになりそうな話を聞いたので、
あなたにもお話しようと思います。

今日のテーマは、

『あなたが雨の日につらい理由』

です。

今回の話を聞くことで、これまでただつらく
苦しいだけの雨の日だったのが、
『意味のある』日に思えてくるようになります。

雨の日が好きになるかもしれません。

なので、ちゃんと聞いてください。

『血液』が関係している?

さて、雨の日に体調が崩れる理由として
考えられる理由としては『血液』が考えられます。

ちょっと詳しい話になるのですが、

血液には、いろいろな種類のものが入っています。

■血液の中身

・赤血球
・白血球
・血小板
・血漿(けっしょう)

などですが、今回、お話したいのは『白血球』です。

『白血球』

白血球は、体に入ってきた異物と戦います。

この白血球もいくつかの種類に分けられます。

■白血球の中身

・リンパ球
・顆粒球(かりゅうきゅう)
・マクロファージ

今回の話を理解してもらうためにも、もう少しだけ
難しい話を聞いていて欲しいのですが、
それぞれの働きを少し説明したいと思います。

■リンパ球

体内に入ってきた異物が何かを調べた上で、
それに対抗するための「抗体」を作り出して
異物と戦います。

リンパ球が増えると病気に対する
免疫力が高くなると言われています。

■顆粒球(かりゅうきゅう)

体内に入ってきた異物に襲いかかり、
食べてしまいます。
が、顆粒球自体もすぐに死んでしまいます。

その死がいが傷口から出てくる「うみ」です。

■マクロファージ

リンパ球と顆粒球の持つ両方の働きを行います。

・・・

簡単に言うと、

・リンパ球は病気に備え、戦う
・顆粒球は戦ってすぐに死ぬ

という感じです。

雨との関係は?

難しい話はこれくらいにしまして、
じゃぁ、雨が降るとどうなるのか、を
話していこうと思うのですが、

まず、雨が降る、もしくは降りそうな時は
大体の場合が『低気圧』です。

今日は気圧が高いです、低いです、と
天気予報で言っていますが、その
気圧が低い状態です。

低気圧の時に、人間の身体がどうなるのかというと

リラックス状態

になります。

雨の時は、なんとなく、ゆったり、というか、
どんより、というかそんな気分になると思います。

あんまり「元気バリバリ!」とは
ならないと思うのですが、
雨の日にはリラックスを感じるのです。

そんな雨の日には、血液中の白血球では、
『リンパ球』の数が増えます。

増えるメカニズムは難しいので省略しますが
雨の日にはリンパ球が増えます。

さて、このリンパ球というのは

『病気に備える』

という仕組みを持っています。

例えば風邪をひいたとき

あなたが風邪をひいた時には、身体は
どんな反応をしていましたか?

・熱が上がる
・鼻水が出る
・体のふしぶしが痛む
・頭が痛い
・お腹が痛い

などなど、いろいろな『症状』が出たと思います。

『体調が悪い』ように思えますが、これらは

『身体を治すため』

に起きているものです。

例えば、熱が上がる、というのは、
体温を上げることで体内の働きを活発にして、
風邪のウィルスなどと戦う準備をしているわけです、

なので、あまりすぐに熱を下げる薬を
飲まないほうがいいと、最近では
言われるようになっているのですが、

つまり

『体調が悪い=身体を治している』

と言えます。

そして、実際に身体を治すために
戦ってくれているのが
『リンパ球』なのです。

雨でリンパ球が増えると

さて、ここまで簡単にですが、

・リンパ球は病気と戦う
・雨が降るとリンパ球が増える
・体調が悪いのは治している証拠

という話をしてきましたが、まとめると、

1.雨が降る
2.するとリンパ球が増える
3.リンパ球は病気と戦おうとする
4.病気を治そうとする反応が起きる
5.体調が悪くなる

ということです。

『雨が降ると古傷が痛む』というのも
傷の部分を治そうとしている証拠ですし、
『雨が降ると皮ふがかゆくなる』というのも
そこを治そうとしているわけです。

つまり、

■雨が降ると身体を治そうとする

ので、いつもは起きない、いろいろな症状が
出てきてしまうのです。

つらい雨の日の考え方

雨が降ると、体調が悪くなっていやだな、
困ったな、と思うのは当然ですし、
私もそう思うのですが、

実際には、

■身体を治してくれている

ので逆に言うと、体調を崩していない人よりも
健康に近づいているともいえます。

風邪を引いて熱が上がらなければ、
ウィルスとまともに戦うことができなくて、
どんどん体調を崩して「風邪をこじらせた」
状態になります。

でも、風邪をひいた最初のうちに
熱が上がっていれば、

あなたはつらい状況になりますが
体内では活発にウィルスと戦って
結果的に早く風邪を治すことができます。

体調が悪くなったほうが、早く治るのです。

なので、雨が降っていて、体調が悪いなぁ、と
思うときは、

「これは今、体の中で悪いものと戦ってくれているんだ」

と考えるようにしてください。

そうは言っても雨がつらい場合

そうは言われても、つらいものはつらいし
元気な状態になりたいと思うので、
対処方法を話しておきます。

■深呼吸

まず、『深呼吸』をするようにしてください。

体内の酸素の量を増やすことで
リンパ球の増加を抑えることができます。

■軽い運動

それと、『軽い運動』を行うようにしてください。

出来る範囲でいいので、体を動かすことで
リラックスした状態から抜けだして欲しいと思います。

■光を浴びる

体を動かすのがつらい場合は、

『部屋を明るくする』
『外に出る』

などして、光を取り入れるようにしてください。

外に出れない場合は、太陽光と
同じような光の特徴を持つ、

・LED電球

の光を浴びるのもいいと思います。

光を浴びることでもリラックス状態から
抜け出すことができます。

あなたはどうですか?

私は、病気を経験してから雨というものが
本当にダメになってしまいました。

極端な話、真っ暗な部屋の中で、
カーテンを閉めて外が見えない状況でも、
自分の体調を観察するだけで

今、雨が降っているのかどうか、がわかる

時期がありました。

今も、雨の日は苦手です。

あなたはどうでしょうか。

よかったらコメントで教えてください。

■宿題■

今日は、宿題はありませんので、

■『雨の日にあなたの体調は悪くなりますか?
なりませんか?』

をコメントで教えてください。

「私も体調が悪くなります!」

「私は別に悪くなりません。」

という感じで教えていただけると幸いです。

では、あなたからのコメントをお待ちしています。

ここまで話を聞いてくださってありがとうございました。

体調を良くしていく方法についても話していこうと
思いますので、期待して待っていてください。

ではまたお会いいたしましょう。

(参考図書:免疫の新常識 安保徹著)

 

コメント

  1. 速水一郎 より:

    体調に関しては、たいして変化はないです。ただ、気分は、晴れの日よりは、暗い気持ちになりますね。

  2. myco より:

    雨の日は低気圧のせいで血圧が下がって体が重くなると聞きました。
    雨の日は雨のせいにしてダラダラと過ごしても自分を許せても、逆に晴れて天気が良いのにダルイとそれはそれで辛くなります。

  3. なかむらひかる より:

    すごく気分が最悪だったころを思い返してみたら、
    雨だったような気もしないではないですが、
    あまり天気を意識したことはありませんでした。
    ただ、すごく気持ちが荒んで、惨めだった時に、
    道の雨水が靴に沁みて、ぐじょぐじょになった足の
    不快さはなんともいえないものがあります。

  4. 藤澤 加代子 より:

    本当に自分の体じゃない位にヨレヨレの状態に若い頃からなっていました、特に梅雨時の午後は最悪期…頭が重い、肩が固くて左右に動かせないから寝違いを起こすので又別の痛みがやって来る
    暑いから水を沢山飲む、冷たい物食べてお腹壊して下痢になる、普段は便秘で苦しいのに…
    下痢しているのにスッキリしないんです。つまり水分だけ出て便が出きっていないのです。 よく
    腸熱が元で頭痛…偏頭痛が起きるそうです。私の場合そうです。幼い頃からそうでした。
    だから雨とかお天気の変わり目は、体格はいいのにヨレヨレの状態でした。 でも 体が元気になるために 戦っているのだと思えると少しは気持ちも、楽でですね。(*´∇`*)t
    腸熱とてんかん発作関係知っていました?酷い状態の午後はお天気 の 変 わり目=頭痛=便秘=腸熱=発作ですね

  5. 谷口 太星 より:

    自分は体がかゆくなりますね〜。
    ただ、体調が悪くなるというのは、少し体が重いなーくらいしかないです。
    気持ち的にはなんとも言えないどんよりした気持ちになります。 でも、それが自分の体をよくしていると知ったので、今までよりも楽になりそうです。

  6. 大場良信 より:

    やはり雨の日は気分は良くありませんが。体調が悪くなるほどではありません。
    でも、今日の福原先生のお話は、気持ちを切り替えるのに凄く役立ちそうです。
    有難うございました。

  7. ぷーしま より:

    あまり天気で体調が悪くなることは認識できないのですが、リラックスするというのはなんとなくわかったような気がします。
    体調が悪くなるのは体を直しているんだという考え方はとても前向きで安心できる考え方なので積極的に思い出して身に付けたいと思います。

  8. 円台 より:

    雨の日も体調はあまり変わりません。
    ただ、人が少ない方が楽なので外出の時は弱めの雨がいちばんうれしかったりします。

  9. MA より:

    天気もありますが、暑くなれば躁になり寒くなればうつになる。という言葉通り、今年の冬は、うつに逆戻りです。夏が調子よかっただけに、ここにきて急ブレーキがかかりました。

  10. しん より:

    朝起きた時点で体調が悪いと感じると、天気予報や外を見なくても、決まって低気圧だったり雨が降る日だと分かる様になってしまいました。

    今回のブログを見て少しプラス思考になれた感じがしました。

  11. YU より:

    しんさんと同じで、体調が悪いと感じる時は天気予報や外を見なくても雨が降ることがわかります。
    それぐらい顕著に、まるで別人かのように気分が落ちてしまいます。
    雨とうつの因果関係がないか探していたら、ここで同じ症状の方がいるのがわかり少し安心しました。

  12. 清水 健次 より:

    確実に雨の日はいつもより体調が悪いです。
    それどころか、「明日は雨」天気予報の天気予報だけで
    体調が悪くなる準備をしてるのを感じるくらいです(笑)
    でも理由が分かると安心します。福永さん、本当にあおしてもりがとうございます。感謝します。
    ここまで、無料の情報があると、早くもっとすごい情報が欲しいので、うつ病
    脱出プロジェクト申し込むようにしますのでよろしくお願いします。
    ただ、「目の使い方」の無料ビデオがいまだにと届かないのに少しストレスを
    感じでいます。それはそれとしてGWにいっぱい色々勉強したいので、脱出プロジェクトに申し込むようにします。スタートがGW明けだったとしても申し込もうと思いますので、清水健次をよろしくお願い致します。

  13. はに吉 より:

    雨の日はもう何もかも投げやりになります。今朝は朝から動悸と頭痛とめまいがしています。顔もなぜか痒い。肩も痛い。もう仕事休む。

  14. 細川かおり より:

    雨の日は、気分も体調も落ちますね。カーテンも開けるのも嫌だし、人にも会いたくない。
    身体を治そうとしているのなら、雨は、人にも自然界にも必要なものですね。

  15. こころ より:

    雨が続いて、頭痛や、憂鬱など、つらいです。
    晴れた日は楽です。
    雨が体を治しているなら安心です。

  16. きむら より:

    どんよりがひどくなります。
    雨が体を治すんですか
    すごいことをおそわれました!

  17. 綾香 より:

    雨の日はだるくて気も沈みます。
    ペット達もいつもよりずっと、大人しいです。

  18. 綾香 より:

    雨の日はだるくて気も沈みます。
    ペット達もいつもよりずっと、大人しいです。

  19. 由美 より:

    雨もですが、台風は発生前にわかるようになりました。自律神経が爆発状態で全身がビリビリムズムズで寝ててもじっとしていられないです。

  20. haru より:

    雨の日や台風前は体がだるくなり気分も下がります。
    気象病を知ってから、無理に上げようとしなくなりました。

  21. きぃちゃん より:

    天候のせいで、身体はダルく偏頭痛が起こります…
    朝起きるのも余計辛いです…

  22. あき より:

    雨の日は、頭痛がひどくなります。
    起きていても、横になっても、辛く感じます。
    晴れた日よりは、身体が全体的にだる重く感じます。