衝動買いを避ける方法

福原です、

今回は、次の質問に答えます。

「…とても悲しく感じています。

 それは、疎外された感じといいますか
 一人ぼっちになったような気持ちに
 なるのです。

 そんな時には、気持ちを癒すために
 無性に買い物をしたくなります。

 で結局高いものを買ってしまって
 お金に困ることになるのです。」

・・・

買い物が好き、という人は
とても多いようです。

女性なら、服やバッグ、デザートなどを
買うとスッキリするかもしれません。

男性なら、本やCD、フィギュアや
ゲーム、車のパーツかもしれません。

お金を払って、商品を
持って帰る瞬間が
一番楽しく感じます。

ただ、それを『心の癒やし』
のために使うと、お財布に
いくらあっても足りません。

なので、今回は、ストレス発散の
ためにしている買い物をどうすれば
いいかをお話していきます。

・・・

私たちは、ストレスを感じるときに
それを無くすために、不思議な
行動を取ることがあります。

例えば、

・ショッピング

・物を食べる

・お酒を飲む

などです。

『不思議な』と表現をしたのは、

実際にはこれらのことをしても
ストレスは減らないのにしてしまう

という意味です。

例えば、食べる、ですが、

・ストレスを感じる
 ↓
・欲しい物を食べる
 ↓
・やけ食いになる
 ↓
・胃がもたれて後悔する

という結果になるのが分かっていて
やっぱり食べてしまいます。

ショッピングだと無駄遣いを
しますし、お酒も飲み過ぎて
体を壊します。

頭では意味は無いな、と
思いつつやってしまうのです。

なので、まず最初は、

==============================
・ストレス回避の行動に
 あまり意味が無い
==============================

ということに気がついて
おいてください。

ショッピングは、物を買った瞬間が
最もうれしい時です。

後は、うれしさのレベルは
だだ下がりです。

私の友人に、200万円くらいの
車を買った人がいました。

購入した日はすごく喜んで

「ドライブ行こう!」

と乗せてもらったりしましたが、
3日もたたないうちに、
買った車の文句を言い始めて、

「これじゃないのにすればよかった」

と言っていました。

何でも買った瞬間がいちばん
うれしいのだと思います。

・・・

でも、私たちは、ショッピングの
この一瞬のうれしさが、ずっと
続くと勘違いをしてしまいます。

「すごいイライラする。

あ、これ欲しい!

これ買ったらすごくうれしく
なれるから買いたい!」

で、衝動買いをします。

でも、、、

喜びは一瞬で終わります。

家に帰って箱から出して
一回使ってみたらあとは、

「なんで買ったんだろう…」

と悔やむばかりです。

==============================
・買い物の喜びは一瞬で終わる
==============================

この事実をわかっておいてください。

・・・

では、どうすればいいか、
というと、

==============================
・満足を遅らせる
==============================

ようにしてください。

「欲しい!」

と思った瞬間に買うと
後で後悔するわけです。

その一瞬の衝動を乗り越えれば
後悔はしなくてすむのです。

「じゃぁ、欲しいものがあっても
ガマンしないといけないんですか?」

ある意味はそうかもしれません。

でも、買ってもいいです。

買ってもいいですが、

==============================
・必要ならば買う
==============================

というルールにしてください。

具体的には、

==============================
・「欲しい!」と思ったら
 それを手帳に書く
==============================

という行動に変えてください。

「この服欲しい!」

と思ったら、商品名とお店の名前を
手帳に書いておきます。

スマホのメモでもいいです。

で、その場は引き下がります。

その後、1週間して手帳を
見なおした時に、まだ欲しいなら
買ってもOKです。

そこまで欲しいと思うなら
よっぽどの運命の出会い
だったのでしょう。

が、大体の場合は1週間程度で
欲しい熱が下がってしまいます。

「あれ、なんでこれが
欲しかったんだっけ?」

と思うのです。

次の2つのことをよく考えて
欲しいのですが、

実際に欲しい物を買って自宅で、

「あれ、なんでこれが
欲しかったんだっけ?」

と思うのと、

まだ買ってないけど手帳に
書かれた商品名を見ながら、

「あれ、なんでこれが
欲しかったんだっけ?」

と思うのと、どっちがいいですか?

「買って後悔した方がいいです!」

という場合は、きっと買うものに
比べて収入が高い方なので
それはそれでいいと思います。

十分なお金があるのに、買うな
とはいいません。

日本経済の活性化のために
バンバン使いましょう。

でも、お財布の中身で困っているなら、
その場は買わないでおいて、
後でメモを見ながら

「バッグが欲しいって書いてあるけど
なんで買おうとしたんだっけ?」

と思ったほうがよくないですか?

欲しいものを手帳にメモして
1週間後に考えることで

「なんで買ってしまったんだー」

という後悔を避ける事ができます。

ストレスからの衝動買いで
困っている場合は、このルールを
取り入れてください。

まとめますと、

==============================

・買い物の快楽は一瞬で終わる

・買いたい衝動を文字にする

・1週間後に見て買う判断を行う

==============================

です。

お店の人に押し切られそうなら

「家の人と相談しないと買えないんです。

 メモってまた考えてきますね」

と言って笑顔で去りましょう。

あなたの気持ちとお財布のためです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました