普通の人生からの脱却

福原です、

■普通の生活を送りたい

よく、症状で困っている人に
話を聞くと、

「普通の生活が送りたいんです」

という言葉を聞きます。

その気持は良く分かります。

私もうつの症状が出て、
会社をやめさせられてから、
なんとか『普通』になれないか、
と考えていました。

異常ではなく、普通。

それを求めるのは当然の
ことだと思います。

■普通とは何か?

でも、ちょっと考えてみて
欲しいのですが、

・普通、ってなんですか?

少し考えてみてくださいね。

普通とは、、、?

・・・

答えはいろいろあっていいので
これが正解、というのは無いですが、
私が考える『普通』というのは、

・他人から押し付けられた道

だと考えています。

例えば、

「みんな大学に行っているから
大学に行くのは普通でしょ?」

みたいなものです。

恐らくこれは、

・親、もしくは、先生が
 大学に行かないといけないよ、
 と教えてきたから

そう思っているだけだと思います。

もしくは、自分の周りがみんな
大学に進学すると言っているから
そうするのが当然、と思っているのです。

これ、全部、

・他人の意見が基準になっている

のに気がつくでしょうか。

どこにも自分の基準がないです。

「私は大学に行きたいのだろうか?
 行って何をするのだろうか?」

と考えてもいないのです。

この、

・考えてもいない

というのは冷静になって考えると
恐ろしいことだと思います。

自分の人生です。

なのに、どうしたいのか、を
考えていないのです。

■正解なんてない

自分の人生をどうしたいのか、を
考えてもいないのに、

・普通

という正解が頭の中にあるのなら、
完全に他人の意見に騙されています。

「こういうのがあなたの進む道だよ」

というウソです。

ハッキリいいます。

他人があなたがどのように人生を
進んでいくかの正解なんて知りません。

これは、あなた側から考えれば
分かる話です。

他の誰か、誰でもいいのですが、

・その人がどう生きればいいのか?

があなたに分かるでしょうか。

分からないですよね。

「知らんがな、好きにしなさいよ」

が正直な気持ちだと思います。

■あなたは何がしたいのか?

ではなぜ、わからないはずの道を
正解のように言ってくるのか、
という話は、理由はあるのですが
長くなるので省略します。

大事なことは、

・他人に押し付けられている道

と、

・自分で選ぶ道

とどちらが進みたいのか、です。

「いやー、そうは言われても
やっぱり安定した生活がいいから
普通でいいですよ…」

と思うかもしれません。

気持ちは分かります。

でも、

・普通、が、安定、なんて誰が決めた?

です。

たくさんの人がやっているから
それが安定している、わけでは
ありません。

実際に、普通、の生活をしている
人の話を聞くといいです。

グチばかりです。

でもグチらない人もいます。

・自分で道を決めた人

です。

■道は自分で選ぶ

別に、特別な生き方をしましょう、
と言っているわけではありません。

たくさんの人がやっている、とか、
一部の人しかやっていない、とかではなく、

・自分で選んでくださいね

ということです。

ひな鳥のように、誰かがエサを
持ってきてくれるのを待っている
のではなく、

・自分でやりたいことを探して
 それをやる

生き方をしてみてください。

誰かの言うことを聞いたとしても、
その人があなたの人生の責任を
取ってくれるわけではありません。

(その人明日死んでるかもしれませんし…)

■選ぶ人生の第一歩

「自分で決める生き方って言われても…」

という場合は、

・とりあえずなんか決める

ところから始めましょう。

「今日のご飯のメニュー」

とかでもいいです。

スーパーで安売りしているから
それを食べる、ではなく、
先に自分で決めて買うのです。

そういう小さいところから
『自分で決める』ことを
始めてみてください。

・テレビの番組はコレを見る

・本はこれを読む

・コンビニはあそこに行く

・服はこれを着る

・音楽はこれを聞く

という感じです。

流れに流されるのではなく
自分で決めて、それをやる、
ということを始めてください。

■決められない時には?

「でも、何をしたらいいか
決められないんですけど」

という人は、

・いつもと違うものを選ぶ

だけでいいです。

いつもどおりのものを選ぶと
これまでと同じ人生を
繰り返すことになります。

ここに話を聞きに来ているなら
これまでの人生を変えたいはずです。

であれば、いつもとは違うものを
選んでください。

その基準さえまもれば、
あとはどれでもいいです。

■失敗が怖い時には?

「でも、うまくいかないかもしれないし…」

かまいません。

うまくいかないことを
学んだと思ってください。

そのチャレンジをした自分はすごい、と
ほめてあげてください。

うまくいかないことを恐れて
今までどおりのことをしていたら、、、

ここから先の話は、つい先程
話したことと同じですね。

いつもと違うことをやってみてください。

うまくいけばOK。

うまくいかなければ、それもOK。

また別のことをやりましょう。

■自分で決める人生の始まり

大事なことは、

・自分で選び、決める

ことです。

誰かの押し付けてきた普通の道を
進もうとして今困っているはずです。

であれば、違う道も一度
みておいてください。

その最初の一歩が、

・小さなことでも自分で選んでみる

です。

まずはとりあえず、

・次に行くお店
・次に読む本

を自分の意志で決めてみてください。

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