嫌いなヤツを投げ飛ばす方法

こんにちは、福原です、

嫌いなヤツを投げ飛ばす方法をお話します。

今回のテーマは、

『嫌いなヤツを投げ飛ばしてスッキリする方法』

です。

・自分の信じていることを相手に否定されて
イライラしている

・クソ上司に偉そうに命令されて
仕方なく従うしかなくて
でもムカついてイラつく

・オレがいやがることを無断でやってくる
相手にムカムカする

・・・

など、心の中が、イライラ、ムカムカしていたり
怒りの他にも『恨み』『不安』『嫉妬(しっと)』
などの気持ちを持っている場合は、今回の話を
最後まで聞いておいてください。

心のなかをスッキリさせたい場合は
続けて聞いておいてください。

あなたが映画好きなら、なお良いです。

■イライラの原因

まず最初に、簡単な質問をしますので
考えてみてください。

質問:あなたがイライラしている原因はなんですか?

回答:___が_____しているから

・・・

いろいろな答えがあると思います。
あなたが何を答えてもそれが正解です。

で、私がこれが正解かな、と思う答えは
次のものです。

回答:
あなたが、頭の中でイヤなことを
何度も思い出しているから

■映画

私たち人間は、何かを考えるときに
イメージを使って考えています。

例えば、次の質問をされたとします。

「昨日はどこに行ってましたか?」

と聞かれた時に、頭の中では何を思っていますか?

文字が浮かび上がっている?
数字が飛び交っている?
何かの音が聞こえている?

・・・

いろいろあると思いますが、基本的には
何かをイメージしていると思います。

もう一回やってみてください。

「昨日はどこに行ってましたか?」

朝起きてから、その場所に行くまでの
場所をイメージしているかもしれません。

途中によったコンビニのかわいい店員さんを
思い出しているかもしれません。

昨日ずっと寝ている場合は
「どこにも行かねぇよ!
ずっと布団の中だよ!」
と思いながら、布団に横になっていた
自分を思い出していたかもしれません。

そう。

私たちは、イメージを使って何かを考えています。

簡単に表現すると『頭の中で映画を見ている』のです。

あなたが主人公の映画です。

■恐怖映画

さて、あなたがイライラ、ムカムカしている時に
頭の中ではどんな映画を見ているでしょうか。

例えば、クソ偉そうで大した仕事も
できない変な臭いのするバカ上司に

「こんな簡単な仕事もできないのか?あぁ?」

と説教を喰らったとします。

そのことを思い出してイライラしている時の
あなたの頭の中の映画はどんなものでしょうか?

・クソ偉そうな上司が
・あなたの目の前で
・臭い息を吐きながら
・むかつく顔をしながら
・あなたに文句を言っている

という場面を見ていませんでしょうか。

こんな感じの映画でしょうか。
(モデルになった写真の人、ごめんなさい)

■映画監督

怒りをぶり返す映画を見ていても
激怒するだけです。

いい気分になりたければ
映画を変える必要があります。

そこで、あなたは映画監督になってもらいます。
このつまらない映画を変えてください。

※ここからはあなたのイライラすることを
思い出しながら、一緒にやってみてください。

まず、色がある場合は、白黒にしていきます。

まだはっきりと見えている場合は
ノイズを加えてみましょうか。

写りの悪い白黒テレビにしてください。

ここで気持ちの変化を感じてみてください。

まだイライラします?

では今度は、小さくしてみましょう。

これでイライラが小さくなっている事に
気がついてきたでしょうか?

では次に、近くに居るクソ上司を
遠くに飛ばしてしまいましょう。

左遷です。

ビルのてっぺんに置いてしまうとか
山の上まで蹴り飛ばすとか
オーストラリアの砂漠の真ん中まで
吹き飛ばすなどしてください。

遠くに行ってしまった映画のスクリーンを
今いる場所から見てください。

・・・

気持ちが楽になっていくのを感じますでしょうか。

あなたの頭の中の映画で実際に
試してみてくださいね。

■イメージを変える

私たちが過去の出来事に悩むのは
イヤな気分になる映画を何度も
見返しているからです。

もうつまらない映画を再生するのは
やめましょう。

あなたの頭の中で何を再生するかは
監督であるあなたが決められます。

「あいつ許さねぇ…絶対許さねぇ…
呪ってやる…地獄に落ちろ…
燃えればいいのに…滅びればいいのに…」

という呪いのこもった映画をこれから一生
繰り返し見てもまぁ本人が好きならいいかな、
とも思います。

でも、せっかくですから、イライラする
映画は1回だけにして、次からは別の
映画を見るようにしてみてください。

そして、怒りの気持ちを普通の
気持ちに戻してください。

繰り返し恐怖映画を見るのは
ただ単にあなたを傷つけるだけです。

映画監督になって楽しい映画を
上映してみてください。

あなたの気持ちは、あなたが作ることができます。

では、今回の宿題です。

■宿題■

■1.イヤなことを思い出してみる

1回だけ恐怖映画を頭の中で見てみましょう。

■2.映画を変えてみる

再生された映画を

・色を白黒にする
・ぼかす、ノイズを加える
・小さくする
・遠くに投げ飛ばす、遠くから見る

と変えてみましょう。

■3.気持ちの変化を感じる

恐怖映画を見ている時と
変更した時の気持ちの変化を
感じてください。

■4.コメントで教えてください。

・どんな恐怖映画を再生しましたか?

・映画監督になって変えてみたら
どのように変わったでしょうか。

・この映画のテクニックをこれからも
使っていきたいですか?
また使うとしたら、どんなこと使うでしょうか?
・仕事?
・家族?
・恋人?
・その他、なんでも

一言でもいいのでコメントいただけると
純粋に私が喜びます。

宿題は以上です。

・・・

実際に行なってみるとわかりますが
かかる時間はものすごく短いです。

いまのまま何もしないと怒りは何時間も
何日も何ヶ月も続くことになります。

わずかな時間を使うことで
気持ちを軽くできるのです。

一度でしっくりいかなくても
何回も練習してみてください。

あなたの人生を邪魔するイライラの時間を
圧倒的に短くすることができます。

ではまた興味深い話をしていこうと思いますので
楽しみに待っていてください。

コメント

  1. こぐろ より:

    気持ちが、少しスーっとしました。ありがとうございます。でも文章を読みながらでないとまだ無理みたいです。また読ませて頂きます。

    • fukuharahiroshi より:

      ありがとうございます。

      はじめのうちは何度も見ながら練習してみてください。
      なれると、自然と遠ざけられるようになってきます。

      気分が良くなる方法ですので、ぜひ使えるように
      なってみてください。