福原です、
次の質問に答えます。
「私は人との会話が苦手で
何を話したらいいかわかりません。
いつも聞くばかりで、自分の意見も
言えませんし、そんなのだから
話す輪(わ)の中にも入りたくないです。
どうしたら上手に話すことが
できるのでしょうか?」
はい。
会話に関する悩みを持つ人は
多く感じます。
・何を話していいかわからない
・世間話ができない
・2人ならなんとかなるけど
3人以上になると何も話せない
・人の話を聞いてばかりで
自分がソンしている気がする
などなど。
なので今回は、
・上手な会話テクニック
をお話します。
他ではあまり聞いたことがない方法
だと思いますので、期待して
聞いていてください。
■うまい人の共通点
さて、会話が上手な人には
共通点があると思っています。
この共通点を軸にして考えると
どうやって会話をすればいいかが
見えてきます。
では、その共通点は何かというと、
・相手のメリット
です。
■相手を損させない会話を目指す
何にしてもそうですが、
うまくいかない時は、
・自分のメリット
ばかりに目が向きがちです。
なので、
「私が損している気がする」
という感情が生まれてきます。
この考え方を逆にしてください。
逆、というのは、
「相手が損している、なんとかしないと!」
です。
■ペラペラ話すのがいいこと?
ちょっと考えてみて欲しいのですが、
ひとりの人と話しているとします。
その人が、
・ひたすらにペラペラ話す人
だったらどう感じるでしょうか。
「すごい、こんなに話題が
たくさんあるなんて!」
…とは思わないのだと思います。
「この人ばっかり話してつまらない」
「この人はなんで人の話を
聞かないんだろうか」
「その話はもう何回も聞いたよ…」
きっとあなたはつまらないですよね。
■ペラペラ話す人にならないように
で、ですが、
いままでのあなたは、その
・ひたすらにペラペラ話す人
になろうとしていませんでしたか?
たくさん話すのがいいことで
話せていない今の自分はダメ、と
決めつけていませんか?
実際にペラペラ話す人になると
嫌われていたかもしれません。
■質問をしてあげる
さて、共通点の話に戻りますが、
・相手のメリット
でしたね。
相手がいま、何をしたがっているのかを
感じ取って、それを提供してあげるのです。
会話に関して、相手の欲しがっている
ことは次のひとつだけです。
・聞いて欲しい
これだけです。
なのであなたは
・上手な聞き役
になってあげてください。
「…そんなことしたら、私は
何も話せないんですけど!」
そんなことはありません。
聞き役の人が話すことは
たくさんあります。
例えば、
・質問
です。
「こなだの~はどうだったの?」
「これは何に使うんですか?」
「その時どんな気持ちだったの?」
「いくらで買ったの?」
「学生時代は何部だったの?」
質問はいくらでもできます。
■うるさい人からは離れる
人はみんな話したがりです。
普段は無口な人も、実際には
自分のことを話したくて
しょうがありません。
そこにあなたが質問上手として
入っていけば、会話の中心に
なることも難しくありません。
「なんか、今日、(あなた)さんが
いないから盛り上がらないね」
と言われるかもしれません。
「…そうはいうけど、質問したら
相手ばっかり話して、やっぱり
私は何も話せないんですが…」
と思う場合は、
・相手が悪い
です。
何があっても自分の話ばかりを
する人はいます。
で、一つ質問ですが、
・本当にその人と仲良くしたい?
のでしょうか。
個人的には、
・自慢
・グチ
・不満
・悪口
・自分のやったこと
を延々と話す人とは親密に
付き合わなくてもいいんじゃない?
と思います。
そういう人からは離れましょう。
会話をする意味が無いと思います。
その人から離れることで
別の人間関係ができます。
日本だけで1億人以上人間はいます。
その人1人だけに集中しないでください。
■話さない人は話しかける
さて、メリットの話に戻ります。
少し具体的な話もしておきますね。
まず、
・相手があまり話さない人
の場合は、相手のメリットを考えると、
・『話しかけて欲しい』
のだと思います。
なので、
・挨拶する
・簡単な質問をする
・話題を提供する
などしてあげてください。
「このジュースどこに売ってたんですか?」
みたいなのでかまいません。
話し始めればあとはなんとかなります。
最初の話しかけるというハードルを
高くすると何も話せなくなるので
超低いハードルからはじめましょう。
個人的な意見ですが、
・無口な人はいじられると困る
傾向にあると思いますので
いじるのではなく、なんでもない
普通の会話をしましょう。
それだけでも相手はよろこんでくれる
と考えています。
■よく話す人は聞いてあげる
次に、
・相手がよく話す人
のメリットですが、
・『話を聞いてくれ』
です。
なので、
・聞く
・認める
・ほめる
・質問する
・まとめる
などしてあげてください。
■ハヒフヘホだけ言ってろ
・会話のハヒフヘホ
というのがあって、
「は~」
「ひ~!」
「ふ~ん」
「へ~!」
「ほぉ~」
と言っていれば相手が気分よく
話をしてくれるのです。
ずっと相づちだとおかしいですが
いろんなところに違う相づちを
入れてあげてください。
「あ、オレの話を聞いてくれてる」
と思って相手が喜びます。
■キャッチボールをしてあげる
最初に戻りますが、話が上手な人は
・相手のメリット
に集中しています。
なので、
・相手を喜ばせるために会話する
のです。
あなたの周りにある会話を
よく観察してみてください。
「オレの話を聞け!」
「いやオレの話を聞け!」
「まって、私の話が面白いわよ!」
と、野球のボールを投げつけるかの
ような会話がされていませんか?
例えば、
Aさん:「~~って××だよねー」
Bさん:「そうそう、でね私は▲▲だと思うの」
Cさん:「わかる!でも私は■■なの!」
Aさん:「そうなんだ!でも私は××だから」
みたいな感じです。
盛り上がっているように見えて
ボールをぶつけあっているだけです。
そして、受け止める人がいません。
■話しているのに理解されない
実は、ペラペラよく話す人は、
・誰も私のことを理解してくれない
という悩みを持っています。
たくさん自分の話をしているのに、
理解してくれないから、
さらに話しているのです。
ようするに、
・話す人も話さない人も悩みは同じ
です。
・「私の話を聞いて!」
と悩んでいるのです。
なので、あなたがちゃんと話を
聞いてあげる人になってあげてください。
それだけであなたは信頼されて
相手と仲良くなれます。
何も話すことがなければ、
・質問してあげる
だけでいいです。
「これなんですか?」
だけでも十分です。
■まとめ
まとめますと、
・相手のメリットに集中する
・相手は話を聞いて欲しい
・無口な人には話しかける
・よく話す人にはハヒフヘホ
・自分の欲を横に置いとくとうまくいく
です。
ペラペラ話す人ではなく、
会話を通じて信頼される人に
なってみてください。
そういう気持ちで話をする人は
おそらくあなただけなので
圧倒的な結果が出ると考えています。
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