人生を決める２つの質問

福原です、

今回は、

『あなたの人生を決める２つの質問』

についてお話しようと思います。

・・・

まずひとつ、簡単な質問があります。
答えてみてください。

「あなたの人生は、誰のものでしょうか？」

・・・

考えてみてくださいね。

・・・

多分、
「私のもの」
「他の誰かのもの」
のどちらかの答えになったと思います。

どちらでもかまいません。

あなたがそう思っていれば、
それがあなたの答えです。

では、次の質問があります。

「あなたは『あなたが決めた人生』
を生きていますか？」

・・・

難しく考えないでくださいね。
思いついたものが答えです。

・・・

「私は、私が決めた通りの人生を送っている」

「私は、私が決めたことがある、けど
その通りにはなっていない」

「私は、誰かに決められた人生を送っている」

などなど。

いろんな答えがあると思います。
あなたの答えを考えてみてください。

私が、後で「これが正解です」と言うのを
期待したり、それがどんな答えなのか
を考えるのではありません。

あなたが、今現在、どのように思って
いるのか、を確認してください。

そもそも正しい答えなんてありません。

あなたの答えがあるだけです。

・・・

２つの質問の答えが

「私が決めて、その通りになっている」

のであれば、おめでとうございます。

特に私の話はいらないと思います。
そのまま前を向いて歩いていってください。

でも、そうなっていなかったら、、
それでも大丈夫です。

今日が、あなたの人生を考え始める
きっかけになると思います。

『今の状態がどうなのか』は
どうでもいい話です。

これから先のあなたの人生が

「自分で決めたことをやって」
「思う通りにことが進んでいる」

ようになればいいだけなのだと考えています。

もし、あなたがそれを望まなければ
それでもいいです。

なので、今の状況に満足していなくても
がっかりする必要はありません。

・・・

今回の話はこれだけです。

ただ単に、考えてみて欲しかっただけです。

・・・

人生から苦しみが消えることはありません。

お金を持ったら持ったで、苦しみます。

遺産相続、怪しいビジネスの話、身内の裏切り…

健康になったらなったで苦しみます。

また病気になるんじゃないか、
ここのお腹のたるみが、頭が薄くなってきた…

友達が増えたら増えたで苦しみます。

メールが返ってこない、話を聞いてもらえない
意見に同意してもらえない…

いつかすべてのストレスが消えて
完璧に楽になれる、という妄想は
捨てておいてください。

私も毎日よくわからない
ストレスに悩んでいます。

そういうものです。

でも、一つだけはっきり言えるのは、

・自分で選んだことで起きるストレス

自分で決めた方のストレスがはるかに楽です。

・・・

昔の私は、自分の行動に自信がなく
誰かに決めてもらったほうが楽だと
思っていました。

実際にそのように、誰かに決めてもらおう
として、自分の意見を言わずにいました。

会社の会議では黙っている。
友達が行きたいところに一緒に行く。
家では母親が決めたことに従う。

でも結局、他人の意見に従っているので
ストレスまみれでした。

苦しかったです。

でも、それは自分が悪かっただけの話です。

今は、一部だけでも自分で決める
ように心がけています。

正直に言うと、自分で決めて
行動するのは恐いです。

自分で決める以上は、自分の責任です。
誰も助けてくれないかもしれません。

相手に決めさせれば、ダメだった時に
その人を責めることで逃げられます。

でも、実際には自分が好きなことができないので
ストレスまみれで、面白くありません。

自分で決めたい、でも恐い。
相手のせいにしたい、でもつまらない。

この葛藤に未だに苦しみます。

この先も、このふたつの思いを
行ったり来たりするのだと思います。

でも、長い目で見ると、
自分で決めた方がいいです。

純粋に
「自分で決めたんだからしょうがない」
と思えるからです。

物事がうまくいかなかった時に
落ち込むことがあると思います。

「なんであの時、あんな決断をしたんだろう」

は、まだ楽です。

どこかで自分の力で挽回できる
可能性があります。

でも、

「あいつのせいでオレはダメになったんだ。」

の恨みは、一生残ります。

そして気が付きにくいことですが、
誰かのせいにしている限りは
自分から行動を起こすことはありません。

よって、これから先、挽回の
チャンスは訪れないのです。

・・・

仕事柄、たくさんの『恨みを持った人』と
出会うことがありました。

彼らが変わるきっかけとなるのは

を考え始めた時です。

明確にわからなくてもいいんです。
考え始めた瞬間から人生が変わり始めます。

そんな例をたくさんみてきました。

それはつまり、自分の人生を
自分の力で決めたからだと考えています。

「あいつ、くそう、許せねぇ」から
「あー、これがやりたいのかも」に
変わった瞬間が人生の分かれ道となります。

すべての責任をあなたが背負う必要はまだありません。
将来、それができるように頑張ればいいです。

ただし、今現在は、一部分だけでも
あなたが決めてみてください。

今日の夕飯のメニューを決める
買い物に行くお店を決める
話す内容を自分で切り出す

そんなレベルのことでいいのです。

まずは、自分で決める練習をしてみてください。

「よし、オレは転職するぞ！」

みたいな大きな決断をしましょう、と
言っているわけではありません。

小さなことから始めてください。

あなたの人生は、あなたが決めることができます。

しょうもないことからでいいので
自分で決めて、行動してみてください。

・・・

何かを自分でやろう、と思った瞬間から
あなたの人生の歯車が動き出します。

「あなたの人生は、誰のものでしょうか？」

「あなたは『あなたが決めた人生』
を生きていますか？」

少しでいいです。
考えてみてください。