福原です、
困難が伴う状況でも、
混乱せずに乗り切る方法をお伝えします。
それは、
・目的を先に考える
です。
パニック状態の時には、
何をしていいのかわからなくなります。
そして、特に意味も無い行動に出たり、
状況を悪化させるような行為を行う
こともでてきます。
怒らない方がいいのに、怒鳴ってみたり、
何らかの作業をやればいいのに
ただただ不安に座り込んだりします。
もちろん、大変な状況の中で
すべてをパーフェクトにやれ、と
言うわけではありません。
少しでも状況が良くなる考え方を
しましょうね、という提案です。
それが、
・目的を先に考える
です。
・・・
例えば、寝ようと思っているのに寒い、
とします。
その時の目的は何か、というと、
・暖かくして眠る
のはずです。
そう考えたら、
・毛布を探す
・風を防ぐためにすきまを埋める
・手首足首に新聞紙を詰める
などの解決策が出てくると思います。
でも、パニックの時は、
寝ようと思って寒い時に、
「なんで誰も助けてくれないんだ！」
「なんでオレだけひどい目にあうんだ！」
「この世に神はいないのか！」
とまったく別のことを考えたりします。
（昔、私が病気で苦しんでいる時に
そう思っていました）
でも、その思いの向こう側に
何もいいことが待っていません。
寒いのはそのままですし
ストレスで逆に寝られなくなります。
なので、
・目的を先に考える
のです。
自分、そして周りの人たちが
どうなったら良いのか、
何が変われば満足するのか、と
自分に質問してください。
「どうなれば安心できるか」
「どうなれば満足できるか」
「もっとも良い状態があるとしたら
それは何だろうか？」
と自分で質問をして、自分で答えます。
・・・
この作業をするとわかりますが、
・感情が冷静になっていく
のが分かると思います。
細かい話は避けますが、
私たちの脳は、創造的なことを
思考している時には、
恐怖や不安が和らぐようにできています。
自分で「どうなったらいいか？」と
質問をして考えること自体が
ストレスを減らす行為なのです。
なので、望む目的は何か、を
質問することで、
・良い状態にするアイデアを思いつく
・感情が落ち着いていく
・結果的に、アイデア＋冷静さで
行動がとれるようになる
のです。
そのために必要なのが、
・目的を先に考える
であり、具体的なことは、
・自分で自分に質問する
です。
では、
「どうなれば安心できるか」
「どうなれば満足できるか」
「もっとも良い状態があるとしたら
それは何だろうか？」
「何があればこの人は喜ぶだろうか？」
「うまくいったらそのときは
どんな状況にあるのか。
何が見えて、何があるだろうか」
と質問をしてみてください。
・・・
可能であれば、
・少しほほえみながら考える
とよいです。
顔の筋肉が緊張しているでしょうから
笑う時の動きを思い出させてください。
無理にでも笑うと、感情もゆるまります。
やってみてください。
・・・
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