あいつをガケから突き落とせ

こんにちは、福原です。

今回は「イヤなことをやる方法」の
具体的な話をしていこうと思います。

さて、イヤなことをやる時に、必要になるのが

「やる気」

だと思います。

「やる気が出ないから、やらないでおこう」

「今日はなんだかやる気がないなぁ…」

と私たちはいつも思って、それで何も
しなかったりするのですが、

では、

「やる気」とはなんでしょうか。

やる気とは…

ちょっと漠然としていてわからないかもしれませんが、
私が思う「やる気」とは、

『やる気=プレッシャー』

です。

そう。

プレッシャーです。

・・・

プレッシャーと聞くと、胃が痛くなったり
頭が痛くなったり、寒気がしたり、顔がこわばったり、

いい感じはしない言葉だと思います。

「私はプレッシャーを感じることが快感なんです!」

と言う人は、オリンピックで金メダルをとるのを
目指しているスーパーアスリートか
ただのスーパードMなんだと思うのですが、

普通の人はプレッシャーはイヤだと思います。

でも、

ちょっといいお知らせがあります。

というのも、プレッシャーには

・良いプレッシャー

・悪いプレッシャー

があります。

私たちが「プレッシャーなんていやだな…」と
思っているのは「悪いプレッシャー」の方です。

実はそうではない「良いプレッシャー」というのが
あるのですが、

では、良いプレッシャーと、悪いプレッシャーの
違いは何か?というと

まずは、悪いプレッシャーの方から説明しますが、

■悪いプレッシャー=他人から押し付けられたこと

■良いプレッシャー=自分で選択したこと

です。

例えば、上司に、

「お前、明日の朝までにこの提案書、完成させておけよ。

え?体調が悪い?
知らんわ。

明日の朝8時に、オレの机の上に置いておけよ。
できてなかったらお前のせいだからな」

と言われたら、、、

自分で例を出しておいて、嫌な気分になったのですが…

はぁ…とため息をついて、誰もいなくなった会社で
一人で寂しく

「なんでオレがやらないといけないんだ」
「どうして誰も助けてくれないんだ」

と思いながら、イライラしながら、でも怒られたく
ないから仕方なく仕事をする…

決して良い気分にはならないと思います。

でも、もし、仮に、ですが、

提案書の内容が自分のやりたかったことで
これまで何度頭を下げてもやらせてもらえなかった
プロジェクトなのに、

突然、以前の担当者がインフルエンザで倒れて
会社に出てこれず、こまった上司があなたに
その仕事を頼んできたとしたら?

本当に明日の朝までに仕上げておかないと
いけないのだとしたら。

でも、それをやり遂げることで、やりたかった
こともできるし、お客さんにも喜んでもらえるし
上司にも褒めてもらえるかもしれない、と
思えたら?

・・・

やる気になるのではないでしょうか。

・・・

一見すると、この話は

「自分がやりたいことだから、
やる気が出たんでしょ?」

と思えがちですが、

徹夜です。
深夜残業です。

時間が迫っています。
出来なかったら怒られます。

状況は何も変わっていないのです。

何が変わったかというと

『頼まれ仕事』

なのか

『自分でやると決めた仕事』

なのか、です。

そう。

「もうやるしかない」

と決めた瞬間に、イヤとかそういう気持ちが
消えた経験はあると思います。

・飲み会で突然マイクを持たされて歌わされた
・会議で「君の意見は?」と突然聞かれた
・道を歩いていたら「道を教えて下さい」と言われた

・・・

これは私の例ですが、

何かをやれと言われた瞬間は

「えぇ!?」

と思うのですが、次の瞬間には、

「うーん、しょうがないなぁ」

と思いながらもちゃんとしようと思っている
自分がいたりします。

「もうやる気ないから適当に道を教えておけば
いいか。あっちあっち、あっちです多分」

とか言わないと思うのです。

「えー、イヤだな」

「でも、やるしかないか」

「じゃぁ、ちゃんとやろうか」

と気持ちが変化して、「やろうか」と決めた時から
実はストレスをあまり感じていないことに
気がつくと思います。

ドキドキします。
知らない人に道を教えるのは緊張します。

でも、

教えてあげて「ありがとう」と言われたら
自然に笑顔が出てきて、うれしくなると思います。

そう。

私たちは、

「いやだなー」

という妄想をしていますが、実は

『やってみたら意外によかった』

ということがたくさんあるのです。

思考レベルでの
「いやだなー、やりたくないなー」
をずっと繰り返すのと、

現実レベルでの
「やってみてよかった」
「なんでやらなかったんだろうか」
を繰り返すのと

どっちがいいですか?ということです。

「やってよかったな」

というのを繰り返すのが当然いいと思う、ですが
そうは言ってもな…という思いがあるのも
当然だと思います。

なのでこれから、

イヤなことをやって、やってよかったな、と
思う方法について説明していこうと思います。

これを知ることで、今までのように

「いやだなー」の妄想の世界から
「あら?やってみたら意外によかったな」の
現実の世界へワープすることができます。

そして知らず知らずのうちに、自然なペースで
行動力のある人へ変身することができるのです。

ぜひ、あなたの行動力をアップさせてください。

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『イヤなことをやる究極のステップ』

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■1.「自分の意志で行う」と決める

イヤだな、と思っていることを、

「これは私の意志で行うんだ」と決めてください。

イヤなことのほとんどは、自分で決めていない
誰かが決めたやらなければいけないことです。

それを自分の頭の中でだけ「オレが決めたこと」と
思うようにしてください。

これも妄想の世界です。
本当のことでなくていいんです。

「いやだなー」と思うのと同じレベルで
「私がやるときめたからやる」と思えばいいです。

「上司が嫌なこと頼んできたなー」

から

「まぁ上司が困ってるみたいだから
私が助けてあげますよ」

と思う感じでいいです。

この段階ではまだ「思うだけ」でいいです。
まずは思うだけでいいのでやってみてください。

悪いプレッシャーを、妄想の世界で
良いプレッシャーに変える作業をしてみてください。

■2.程よいプレッシャーを作る

次の段階で、いよいよ行動を起こしていく段階に
入ります。

ここでは「程よいプレッシャー」を作っていきます。

程よいプレッシャーと言うのは、

「プレッシャーがない」と、何もやらない、
でも
「プレッシャーが強すぎる」と、怖くて何もできない、

では、その中間の程よいプレッシャーを作れば
行動できますよね?

という考えから出てきたものです。

怠け者と恐怖の中間の、少し緊張、でも少し楽しい
くらいのプレッシャーを作っていきます。

結局、人間は何らかのプレッシャーがないと
行動ができないのだと思います。

「楽しくて楽しくて仕方がないから
自然とやってしまいます」

ということがあるのは理解していますが
いまは「イヤなこと」をやろうとしていますので

イヤなことは楽しいことには
ならないのだと思います。

なので他のテクニックを使うしかないのですが、

例えば、あなたがプールの飛び込み台、10mくらいの
高さにいるとします。
ビルで言うと3~4階くらいの高さでしょうか。

怖いでしょうか。
私だったら怖いと思うのですが。

誰かが「飛び込め!」と叫んでいます。

イヤです。
正直イヤです。

多分痛いです。
お腹からモロに着水したら激痛が走ると思います。

それをイメージしただけで足がすくみます。
なんとか飛び込まない理由を考えようとします。

そんなときに、

「ポンッ」

と誰かがあなたの背中を押しました。

あなたは落下していきます。

そして水に落ちました。

・・・

行動ってこういうことだと思うのです。

行動できない行動できない、と言っている人は
結局、

・自分で決断できない

・誰にも背中を押されていない

のだと思います。

決断なんてそうそう簡単にできません。

かといって、ここに話を聞きにきてくれているあなたは
実際のところはあなたを応援してくれて、背中を押して
くれるような人がまわりにいないのではないか、と
思っています。

私もいませんでした。

何もできない、何もしない無駄な時間を
かなり過ごしてきました。

ベッドで横になっていた時間のうち10%でも
何か他のことをやっていたら、相当大きな結果が
出せたのだと思います。

でも、出来なかったのです。

怖かったのもあります。
身体が動かないし、めまいもあるし、だるいしつらいし
たくさんの言い訳をしてきました。

協力してくれそうな人もいませんでした。
一人で家でいるだけの時間をかなり長い間
経験していました。

なので、

・決断できない
・恐怖が大きすぎた
・誰も背中を押してくれなかった

ので行動できなかったのだと思います。

あなたの環境は見えないのでわからないのですが
もし私と同じように一人で苦しんでいるのでしたら

「あなた自身が自分で背中を押すしかない」のです。

イヤ、ですけど、仕方がないのだと思います。

それを乗り越えて行動をしていくうちに
何回かに1度いいことが起きて
何回かに一人、協力してくれる人に出会って

あなたが求めている生活が送れるように
なっていくのだと思います。

他の誰か偉そうな人が言うように

「やる気を出せ!」
「ポジティブシンキングだ!」

では、結局何も行動できないのを知っています。

しんどい身体でポジティブシンキングとか
できるものならやってみろ!と言いたいです。

・・・

あまり他人に文句を言ってもしょうがないので
つらいひとはつらいひとなりのやり方で
やらないといけないのです。

それを説明しようと思っているのですが
今回はここまでです

具体的な話に入れませんでした…が、
次回は「とあるアイテム」を使うことで

あなたがあなた自身の背中を押して
行動できるようにする方法

を説明していきます。

いつももったいぶるようで申し訳ないのですが、
次回また話を聞きにきてください。

ここまで話を聞いてくださいまして
ありがとうございました。

コメント

  1. 国本有子 より:

    自分で背中をおす、とても、いい言葉
    ですね。