感情的になる瞬間を予測する

福原です、

こういう活動をしていると、
私に向かって強い口調で
話しかけてくる人もいます。

「あなたのせいでうまくいかない…」

「あなたの言っていることは
 違うと思います。
 そうではなくて…」

などなど。

正直「イラッ」と来ます。

が、同時に、

「この人も大変なんだろうな…」

とも思います。

私がうつ病のどん底にいた時は
周りに対して怒りの感情を
抱いていました。

「なぜわかってくれないんだ」

「どうしてうまくいかないんだ」

「なぜ誰も助けてくれないんだ」

と。

なので、怒っている人の気持も
分かるつもりではいます。

・・・

相手に対しての怒りの感情を
持っていてもいいことはありません。

むしろ自分で自分を傷つけるので
辞めたほうがいいです。

とはいえ、一回怒ってしまうと
なかなか冷静になりにくいのも
事実です。

では、どうしたらいいか、というと、

・事前に予測する

ことが大切になってきます。

・・・

予測、というのは、

・こういうことがあったら私は怒る

という出来事を事前に予測
しておくのです。

例えば、

「グチを言う人に会うと怒る」

「たばこの煙があると怒る」

「金持ちの話を聞くと怒る」

「芸能人が結婚したニュースを見ると怒る」

などです。

私の経験上、誰かが上手くいった
話を聞くと、怒ることが多かったです。

そういう自分自身の感情が動く
瞬間を先読みしてみてください。

先読み、と言っても、未来の予測ではなく、
過去の経験から言って、こういう時に
イラッとしていたな、というのを
思い出すだけでいいです。

・・・

この予測をすることでどうなるか
というと、

・対策が立てられる

ようになります。

例えば、ある人に会って
いつもイライラするなら、

・その人に会わなければいい

のです。

絶対に会わなければいけないなら、

・会ってる時間を減らす

でもいいですし、

・いつもと違う話をする

でもいいです。

最初から、イライラすることが
わかっていると対応できます。

その場の対応で済まそうとするので
うまくいかずイライラするわけです。

なので、自分の感情が動く瞬間を
事前に予測しておいてください。

・・・

ではエクササイズです。

1.今週1週間で、怒った出来事を思い出す

できれば書き出してください。

2.次に同じ状況になった時に
 どう対処するかを考える

です。

これができたら、

・悲しくなった時
・つらくなった時
・体が痛くなった時

など、別の大変な状況の時の
対処方法も考えてみてください。

これがうまくいくと、自分の気持ちが
リラックスできるようになるだけでなく、

・周りにも当たらなくなるので
 人間関係が良くなる

というメリットもあります。

人を責めたくなった時も
事前予測して対処してみてください。

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