幸せを求めている人は不幸になる

福原です、

質問をいただきましたので
お答えしていきます。

・・・

質問:

「どうしたら幸せに
生きていけるのでしょうか?」

・・・

私は、

・幸せを求めている人は不幸になる

と考えています。

なぜなら『幸せとは何か?』が
よく分かっていないからです。

なので『幸せとは何か?』そして
どうすれば充足感あふれる生活を
送れるのかをお話していきます。

・・・

まず、『幸せ』とは何か?ですが、

・脳の化学反応

だと考えています。

私たちは脳内に、

・オキシトシン
・βエンドルフィン
・ドーパミン

などのホルモンが出ると、
幸せを感じます。

これらのホルモンは瞑想で
出すことができますし、
変な話、ドラッグでも出せます。

なので、幸せ、とは脳内の
化学反応です。

幸せを感じたいだけなら、
そういうホルモンが出ればOKです。

ドラッグはダメですが、
瞑想でもしてろ、という
話になってしまいます。

・・・

別にそういう話を聞きたい
わけではないと思います。

でも、ここでハッキリと
させておきたいのは、

・幸せは脳内で決まる

・つまり外部環境とは無関係

ということです。

私たちは、

・〇〇があるから幸せ
・〇〇がないから不幸

という考え方を身につけています。

なので、

・幸せは脳内だけで決まる

と言われても違和感を感じます。

でも実際は『幸せ』と
『何かを持っていること』
とは無関係です。

別にお金が無いからといって
不幸というわけではありません。

お金が無くても寺にこもって
瞑想してホルモンをドバドバ
出していれば幸せになれます。

実際にそれを極めようと修行
している人たちもいるわけです。

・・・

「いや、そういう話が聞きたいん
じゃなくて、普通の生活を
楽しく生きたいんですが…」

と思うでしょうからちゃんと
そっちの話もします。

そのために、もう一回脳内の
話に戻ります。

大切な話なので聞いていてください。

私たちは脳内にホルモンを
出すことで幸せを感じます。

これはいいですね。

では、なぜ、その仕組みを
持っているのでしょうか?

・・・

なぜかと言うと、

・生存のため

です。

私たちの祖先たちは、幸せを
感じる仕組みを作り出すことで
生き残ってきました。

まずはその仕組みを説明します。

・・・

ここまでで、

・脳内にホルモンが出ると幸せになる

・でもそれは外部環境とは関係ない

という話をしました。

つまり、

・目の前に良い状況が無くても
幸せを感じることができる

ということです。

これはとても大切な意味を
持っています。

これからの話は、私たちの
祖先たちが、まだ自然の中に
生きていた時代にさかのぼります。

周りは草原や森で、普通に
野生の動物が徘徊しています。

食べ物は豊富に無く、いつも
お腹が空いて飢餓状態です。

このままでは死んでしまいます。

なので、山で木の実を取ったり、
野生の動物を狩って肉を
入手しなければいけません。

でも、周りには危険な動物がいます。

トラ、ライオン、毒蛇などが
餌である人間を待ち構えています。

それでも食べ物を取りに行く
必要があるのです。

今のままなら餓死するからです。

そこで人間は1つのスキルを
身につけました。

脳内で幸せを感じるスキルです。

頭の中で妄想をして美味しい
物を食べているところを
想像します。

とても幸せな気持ちになれます。

よだれも出てくるでしょう。

そしてやる気が出てきます。

「よし!
動物がいて危険だろうけど
オレは食いたい!
だから狩りに行ってくる!」

そうして外へと出ていきます。

あるものはトラに襲われて命を失い
またあるものは無事に食料を
手にして帰ってくるのです。

帰ってきた人たちの未来が、
あなたですね。

このように、脳内に幸せを感じる
機能があるからこそ、目の前に
危険があったとしても行動して
生き残ることができたわけです。

・・・

でも、、、

この幸せを感じる機能は、実は
21世紀においてはあまり
必要がないです。

なぜならば、トラもライオンも
周りに存在しないからです。

飢餓状態もありません。

普通に働いていれば
ご飯は普通に食べられます。

働けないとしても、誰かの
スネをかじるか行政にすがり
つけばご飯は食べられます。

なので、ご先祖様たちが抱えていた
「生き残りたい!」という悩みは
解決してしまいました。

これが「よかったよかった」で
話が終わればよかったのですが、、、

実はこのことが別の悩みを
生み出してしまいます。

それが、

「幸せになりたい」

です。

昔は生き残るためにあった
幸せを感じる仕組みが、
今は生活を邪魔してきます。

なぜならば、普通に生活していても
幸せを感じる必要がないからです。

そんなことしなくても
普通に生きられます。

でも、幸せを感じる仕組みは
なぜか働きたがります。

いまの生活では満足が
できないわけです。

・・・

満足ができない理由は
いくつもありますが、
その中で大きな理由が、

・他人の夢

です。

・いい家を買う
・いい車を買う
・いい服を着る
・いい体つきになる

周りからは、

「あなたはもっと良くなりなさい」

といろんなことを言われます。

それに『幸せを感じる仕組み』が
反応します。

「いい車を買ったら、
隣にいい女が乗って
すごく幸せなんだろうなぁ(妄想)」

そして、車が欲しい、と思うようになり
見積もりを取って、払えない金額を
目にして落ち込みます。

これが、

・幸せを求める人が不幸になるシステム

です。

簡単に言うと、

・欲しくないものを欲しがる

から不幸になります。

本当に欲しいものであれば
意地でも獲得します。

飢餓状態の人が命の危険を
感じてでも食べ物を入手した
のと同じです。

が、実際には『いらないもの』を
欲しいと思い込まされています。

誰が思い込ませているのか、
というとメディアです。

なのでその主たるテレビは
見ないようにしましょう。

・・・

「じゃぁ、分かった。

幸せを感じる仕組みは
昔は役に立ったけど
今は逆にそれがあるから
不幸に感じるんだ。

その理由はテレビが言ってくる
ウソの夢を信じて、欲しくない
ものを欲しがるからだ。

なるほど。

…で、どうすればいいの?」

と思うでしょうから、
これも説明していきます。

『幸せな生活』を送るために
私がやったほうがいいと考えているのは、

・進化、そして、貢献

です。

まず『進化』です。

今の状況で不満があるのは
今の状態でいるから、です。

今の状況の何かが気に食わないのです。

例えば、

・誰も話をできる人がいない
・欲しい物を手にするだけのお金がない
・健康状態が満足いかない
・住んでいる場所が嫌い

などです。

じゃぁ、変えましょう。

自分がこうなりたい、という
状態を手にすればよいのです。

そのためには自分が進化して

・それを手にできる人

になればいいのです。

それはどうすればいいか、
というと、『幸せになる仕組み』
を利用してください。

本当に欲しいものは手にできます。

脳内で欲しい物をイメージすれば
ホルモンが出て幸せを感じます。

そうすれば、危険な動物が居ても
外に出て行ったように、勝手に
行動を始めます。

あとは勝手に実現する方法を
探しだしてきます。

いまやり方がわからなくても
全然大丈夫です。

本気で欲しがっていれば
やり方は見つかります。

・・・

なりたい状態を考える時に
1つコツをお伝えしますと

・現状よりもはるか外側に理想を持つ

ようにしてください。

「1000万円稼ぎたい」

と思っているなら、

「1億円稼ぎたい」

まで桁を上げておきましょう。

「モテたい」

なら、

「パリコレクションに出ている
すべてのモデルに囲まれて
交際を申し込まれる」

くらいに上げておいてください。

脳内で感じる幸せが強ければ
それだけ行動できます。

すると現状から抜けだして
より良い結果を手にできます。

・・・

もう一つの『貢献』について話します。

私たちは誰かの役に立つことで
幸せを感じます。

無人島で一人で100億円の
札束と最高級ブランドバッグを
持っていても虚しいだけです。

道が分からずに困っている人に
道案内をしてあげると、なぜか
うれしくなりますよね。

誰かの役に立つことをして

「私は役に立てているんだー」
「あー、生きててよかったなー」

と思えるわけです。

なので、脳内の妄想は

・人の役に立つこと

もイメージしてください。

「も」です。

自己満足の夢があっても
それでもかまいません。

その他にも貢献できる夢を
持っておいてください。

・身体を健康にする方法を教える
・障害者でも暮らしやすい街を作る
・子育てをするお母さんを助ける
・町内のゴミをゼロにする

などなんでもいいです。

誰かの役に立つことを
やる人は幸せになれます。

・・・

貢献について1つ注意ですが、

・自己犠牲は避ける

ようにしてください。

誰かの役に立つために
嫌なことを続けたり、
自分の夢を捨てないでください。

理想は、

・自分は幸せ。
他人も幸せ。

です。

まずは自分の欲を満たしましょう。

お金が欲しければ稼げばいいです。

嫌な人がいれば逃げましょう。

心身ともに健康になって
経済状況も良くしましょう。

人助けはそれからです。

この順番は守ってください。

フラフラで倒れそうなのに
他人の満足を満たすために
自分の心を削らないでください。

そのためには、

・やったら楽しいこと

をやりましょう。

進化も貢献もそうです。

楽しくもないことを無理をして
やらないでください。

・楽しいことをやりながら
現状から抜け出すために進化して
他人に貢献していく人生

これが『真の幸せな生活』だと
今は考えています。

・・・

では、今回は次のことを
イメージしておいてください。

1.でっかい目標

給料をあと5,000円UPする、とかでなく、
年収1億程度の夢を持ちましょう。

ギターを弾きたい、ではなく
5,000人の前でライブを行う、
くらいにしておきましょう。

いままで考えたことがないレベルで
でかい夢をイメージしてください。

2.貢献できる夢

誰かの役に立つ夢をイメージしましょう。

家族、親戚、街中、日本中、世界中の
人たちを喜ばせているところを
イメージして、何がしたいかを
考えてみてください。

いまやり方がわからなくても
問題ありません。

ただ「こうなったらうれしいなぁ」と
思うことを自由にイメージして
楽しむ時間を持ってください。

それが、あなたを『幸せな生活』に
向かわせる原動力となります。

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