あなたが最も大切にするべきこと

こんにちは、福原です、

今日は、あなたの人生にとって
何を一番大切にするべきなのか
お教えしようと思います。

「私の人生で大切なものを、なぜ
福原さんが知っているのですか?」

と思われるかもしれませんが、
私は、今回お話することが
「あなたが最も大切にするべきこと」
だと確信しています。

ですので、あなたにも理解して欲しいので
お伝えしておきたいのですが、

今回の話を知ることで
あなたが命をかけてでも全力で守らなければ
いけないものが何かが分かります。

そして、なぜあなたが涙を流し、幸せそうな他人を
ネタみ、うらみながら、不幸な自分を嘆いているのか
が分かります。

それはあなたが生まれた時から持っている
「ある物」を大切に扱っていないからなのですが、
その「ある物」を大切にすることで、
他人の心無い意見に傷つくことがなくなり
本来のあなたらしさを取りもどすことができます。

子供の頃になんの疑いもなく
「ボクはサッカー選手になりたい!」
「わたしはお嫁さんになりたい!」

と将来の夢を語っていた頃のような純粋な気持ちで
あなたのこれからの未来を語れるようになります。

笑顔で自分の夢を語ることができるのです。

毎日が不安にかられて、何をすればいいかわからず
気が付いたら何もしないままに、
1日、1週間、1ヶ月、1年、3年、5年、、、と
ただ時間が過ぎてきたこれまでとは違います。

あなたは『あなたが本当に叶えたい夢』に向かって
進んでいくことができるようになるのです。

今は、

「え?夢ですか?えーと、、
私は、自分がどうなりたいのかわからないんですが…」

という気持ちかもしれませんが、話を聞くことで
あなたの夢がわかるようになっていきますので
必ず聞くようにしてください。

それでは始めて行きます。

感情

最初に結論から話していきます。

とても大切なことなので、よく聞いて欲しいのですが、
あなたが人生で最も大切にすべきこと、それは
『自分の感情』
です。

そう、
■『最も大切にするべきもの=自分の感情』
です。

私たちは、これから死ぬまでずっと
感情を感じ続けていきます。

楽しい、うれしい、わくわくする

悲しい、不安、怖い、

寂しい、恥ずかしい、憎らしい、

嫌いなあいつを殺してやりたい、、、

・・・

いろんな感情があると思いますが、
これらを無視して生きていくことは不可能です。

あなたは感情を『無視』して生きていくことはできませんし
出てきた感情を『拒否』することもできません。

例えば、大切な人を亡くして「悲しい」と思っているときに、
「悲しいのは止めます、はい!」
と自分におまじないをかけたからといって
悲しさからすぐには離れられません。

どんなに気分をごまかそうとしても、しばらくの間は
『悲しい』という気持ちは感じたままです。

また、今日の仕事が終わって、一人で家に帰ってきて
一人ぼっちの部屋の中でポツンと座って
テレビをボーッと見ながら、もぐもぐとコンビニの
お弁当を食べて「寂しいなぁ」と感じている時もそうです。

「そうだ、楽しくなろう!イヤッホ~イ!!」
と思っても、すぐに楽しくなれるかというと、、、
難しいですよね。

そう、

私たちは感情を無視したり拒否したり
コントロールしようとしてもできないのです。

つまり、私たちは
■「感情と共存していく」
必要があります。
感情と一緒に生きていくしかないのです。

・・・

では、ここで『感情』とは何かをお話していこうと
思うのですが、

■感情のパワー

感情には2種類の顔があります。

それは

「いい面」と「悪い面」です。

感情のいい面としては、
「モチベーションをあげてくれるところ」
です。

目の前に大好きな人がいたら、ちょっといいところを
見せようと、頑張りますよね。

やる気がUPします。
それがいい面です。

一方悪い面ですが、
「危険なモチベーションを上げるところ」
です。

例えば、本当に困っている人に良くしてあげようと
大金を貸してあげたら、そのままトンヅラして
逃げられたらどうでしょう。

それだけでなく、あなたの親もうまくだまして
親の貯金をすべて盗んで逃げたとしたら…

「許せない」と思います。
命を奪ってやりたい、と思うかもしれません…

これが危険なモチベーションです。

できれば良いモチベーションをもたらしてくれる
感情を多く感じるようにして、
危険なモチベーションを感じさせてくれる感情は
排除していった方がいいのですが、

そうもいかないと思います。

私たち人間は、まわりの環境からくる刺激に
敏感に反応するように作られています。

親までもだまされているのを知ったら、さすがに
激怒するのはしょうがないのですが、
そうはいっても、怒ったまま放っておくわけにもいきません。

「こういう状況だから、私が怒るのはしょうがない!

なぜ私が怒ってはいけないのか!

怒る権利があるはずだ!

うおおおおお!」

とずっと怒り続けていたら、周りの人も困りますし
あなたも他のことが手に付かなくなってしまいます。

そして、ふと気がついたときに
「私の人生はずっと怒ってばかりで
何もできていないな…」

と後悔することになるかもしれません。

ですので、私たちは
「危険なモチベーションを上げる感情」
ともうまくつきあっていく必要があるのですが、

そのためにも、より深く感情を理解しておく
必要があります。

■感情を予知する

感情をうまく扱って、怒り続けたり、悲しみ続けたり
しないようにするために必要なことがあります。

それは、

■「どのような時に感情が揺さぶられるのか
あらかじめ知っておく」

ということです。

どういうことか、今はわからないかもしれません。

こういう話をこれまで聞いたことがなくて混乱
しているかもしれませんが、
これから分かりやすく説明していきますので
安心して聞いていて欲しいのですが、

この話を聞いておくことで、あなたは

■ポジティブになる方法がわかります。

そして、逆に

■ネガティブな気持ちから抜け出せる方法もわかります。

今は、おそらく、あなたの気持ちは周りから
何かをされるたびに揺さぶられているのだと思います。

例えば、周りの人に「かっこいいですね」とか
「よく仕事ができますね」などと褒められると
勝手に良い気分になりますよね。

逆に、

「早く仕事してくださいよ!」とか
「今までなにやってきたんだ?」などと
他の人から怒鳴られたらどうでしょうか。

胃がキュッと縮まって、だらだらと冷や汗が出て
すぐにでも家に帰って布団をかぶって寝たい!
などとイヤな思いをするでしょう。

これからはあなた自身で、あなたの感情を
「いい感情」にすることができるようになります。

■あなたの顔に笑顔を取りもどすための話です。

ですので、しっかりと聞いて欲しいのですが、

ここでまず知っておいて欲しい事実があるのですが、

■感情には逆らえない

ということです。

感情とは『ドラッグ』のようなもの
だと私は考えています。

例えばですが、あなたが食事をしている時に他の誰が
あなたに気がつかれないようにあなたの飲んでいるお茶に
『睡眠薬』を混ぜて入れたとします。

あなたはそれに気がついていません。

普通に食事をしていたあなたは、突然眠くなって
勝手にまぶたが落ちてきて、頭がふらふらと揺れて
すーっと意識が遠のいていきます。

その時にあなたはどう感じているでしょうか。

「やばい、、、どうしたんだ。
何が起きているんだ。
私がなにをしたんだ。
これからどうなるんだろう……」

などと混乱して、恐怖や不安を感じるのではないでしょうか。

眠くなっていく時に、
「あー気持ちいい、このままここで寝ちゃえー」
とはならないですよね。

でも、もし、『事前に知らされていたら』どうでしょうか。

あなたの前に白衣を着たお医者さんが座っていて
次のように言ったとします。

「いいですか、今からこの睡眠薬の錠剤を
粉にしますよ、、、はい、すりつぶしましたね。

この粉を、あなたがいま飲んでいるお茶に
入れますね、、はい、入れました、
ちょっとかき混ぜますね。

さて、いまお茶に睡眠薬を入れました。
あなたはこれを飲むことで、10分くらいしたら
すこーし眠くなってきます。

20分くらいしたら薬の効果が完璧に出てきますから
起きていられなくなって、寝ることになります」

こう言われていたら、あなたは食事中に眠くなったときに
冷静でいられると思います。

「あー、眠くなってきた。
そうか薬が効いてきたんだな。
よし、布団まで行って寝よう。
みなさん、おやすみなさい」

飲んでいる物は同じです。
実際に起こっている症状も同じです。

でも、事前に知っているのと知らないのでは
あなたの感情はまったく違ってくるのです。

つまり、

■何が起きるのかが分かっているとそれに対処できる

ということです。

パニックになったり、不安から逃げられなくなるのは
自分の感情が理解できていないからです。

何が起きたときに自分の感情が変化するのかを
知っておくことで冷静に対処できるようになるのです。

・・・

さて、ここからは少し
「感情とはどのようなものなのか?」を
お話しておきたいと思います。

感情がどのようなものなのかを知っておくことで
あなたは冷静に対処できるようになるので
ちゃんと聞いて理解しておいて欲しいのですが、

まず、

■「感情はためると爆発する」

です。

この話は、あなたの経験や、身近な人の様子を
見ていたらわかると思うのですが、
感情を我慢して貯めこむと、一気に爆発します。

一見すると冷静そうな人ほどキレると怖い
という意見がありますが
冷静そうに見えている人は、実は我慢しています。

イヤなことがあっても「冷静でいなければいけない」と
思い込んで、自分の感情を「我慢」して、
何日も、何ヶ月も、何年も我慢した果てに
「爆発」してしまいます。

相手に向かってひどい言葉を発したり、
爆発の威力が自分に向かって病気になったり
ひどく落ち込んでしまったり…
ひどいことが起きてしまうと思います。

では、どのように感情を扱えばいいのか、というと
「感情をシェアする」ようにして欲しいと思います。

■感情をシェアする

あなたが感じている感情をそのまま他の誰かに
表現するようにしてください。

嫌なことがあったら、

「私は、こういうことはされるとイヤなんだ。
できればしてほしくないと思うし、
欲を言えばこういう風にしてほしいかな。」

と表現して欲しいのです。

ここで注意して欲しいのは
「愚痴をいうのではない」
ということです。

怒りの感情をそのまま表に出して
「なんでこんなことするの!!
もうやめて!絶対にしないで!!」
というのではないです。

感情を表に出す、のではなくて、
感じている感情を説明するようにしてください。

本気で怒っている時は、怒りを抑えるのに少しの我慢は
必要かもしれませんが、素直な気持ちを表現していると
次第に楽になっていくのがわかると思います。

でもあなたは、
「でも、思っていることをハッキリと表現したら
相手の人は嫌がるんじゃないですか?」
と思うかもしれません。

確かにそういう場合もあります。

仕事上の関係しかない人に、いきなり
「こういうことされるといやなんだけど」
と言うと、相手はビビルと思います。

なので最初のうちは信頼できる友達やパートナーに
向けて感情をシェアするようにしてください。

それをやっているうちに、相手を攻撃しないように
自分の感情をシェアできるようになります。

他の人に対してはそれからでもいいと思います。

感情をシェアするのは、最初は難しいかもしれませんが
練習すればできるようになります。

ですので、ちょっとの勇気を出して、思っていることを
「淡々と」表現してみてください。

そうすることによって、感情を貯めこまず、爆発する
のを防ぐことができます。

あなたが爆発したら、相手も傷つきますし
自分もダメージを食らうことになると思います。

感情を直接的に出してしまうと
人間関係がそこで終わってしまいます。

逆にもし感情をシェアすることをしないと
「この人は何を考えているのかわからないな…」
と思われてしまいます。

感情を表現しないことで、
カタブツ、真面目人間、何も話さない不思議な人
にと思われてしまいます。

そう思われてしまったら、人間関係がうまくいきません。

相手もあなたのことが分からないので
本音を何も話してくれないと思いますし
あなたも思っていることを話せなくなります。

ギクシャクした人間関係になってしまいます。

ここで、覚えておいて欲しいことは、
■正直に話す人がカッコいい
ということです。

男性だとカッコいい人
女性だとほれる女、になるでしょうか。

あなたが感情をシェアするようになると、
あなた自身が楽になれます。

例えば、仕事をしていて、理不尽なことで
お客さんにお叱りを受けたとします。

あなたは正しいことを行ったと思っているのですが、
どう考えても「クレーマー」のような文句を言ってくる
お客さんに我慢できず怒っている、とします。

その時に、職場の信頼できる上司や先輩に
次のように感情を説明してみてください。

「さっきのお客さんがムチャクチャ言ってきて
腹がたってしょうがないんですよ。

私は悪いことは何もしていないし
ただの嫌がらせとしか思えないです。」

話している時には、激怒していて心臓がバクバク
しているかもしれませんが、感情を表現することで
早い段階で冷静な気持ちに戻れるようになります。

冷静になれさえすれば、あとは状況に対応するだけです。

冷静になっているので、ちゃんとした判断ができるようになり
最も良い結果を出せるようになれます。

クレーマーみたいなお客さんに対してこのような
対応をとればいい、と他の同僚にも提案して
信頼されるようになるかもしれません。

つまり「出来る人」になれるのです。

■もし我慢したら?

ここで「我慢」して怒りの感情を押し殺していたら、
どうなるでしょうか。

顔を見ると普通の表情で、見た目としては冷静ですが
心の中ではフツフツと怒りを感じているのです。

「(あのクソみたいな客が許せねぇ。
今度来た時はどうやって追い返してやろうか…)」

と考えて、時間が立てば立つほど怒りのレベルが
大きくなっていくでしょう。

怒りの感情を感じたまま、冷静な判断はできませんので
お客さんにしてはいけないことをするかもしれません。

そしてあなたは
「普段はクールだけど突然ヤバイことをする人」
になります。

「出来る人」と「ヤバイ人」と比べてどっちが
カッコよくて、ほれられるか、わかりますよね。

あなたの周りに信頼できる人がいる場合は
できるだけ感情をシェアするようにしてください。

それがあなたのためですし
周りの人のためにもなるのです。

■冷静になる方法

次に、冷静になる、とはどういうことなのか?を
お話したいと思います。

私たちは、感情が揺さぶられている時には
まともな考えはできません。

「あいつ絶対に許さねぇ、ブッ◯してやる!」

とか、

「今月の支払い、お金が足りない…
払えなかったらどうなるんだろうか…

怒鳴られるのかな、何か持っていかれるのかな
どうしよう、借りようか、それとも、、、」

など、

怒りや不安な気持ちを感じたままの混乱状態で
「ではどうしたらいい?」
と考えても、ろくな考えは出てこないのです。

そして、感情を我慢している人のことを
思い出して欲しいのですが、
「冷静」とは、感情を無視してクールでいる
ことではありません。

冷静とは、自分の感情に気がついていること、です。

■「冷静=自分の感情に気がついていること」

分かっていると、パニックにならなくて済みます。

睡眠薬を飲んだとしても、飲んでいることが
分かっていればパニックにならずに冷静に対処できます。

それと同じように、自分が感情が揺さぶられている
ことがわかれば、パニックにならないのです。

例えばあなたが、喫茶店でコーヒーを頼んだとします。

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で、運んできた人が、いかにもどんくさそうなバイトの
女の子で、その子が、
「コーヒーをお持ちいたしまし、、、あっ!!」
と、あなたのひざの上にアツアツのコーヒーをこぼしました。

「熱い!!!

ぅおい!!

なにやってんだこらぁ!!
うったえるぞボケがぁ!!
店長呼んで来いやこのカスがあああ!!!」

・・・

全然冷静じゃないですよね。

こんな人絶対にモテないですね。

冷静にならないといけません。

冷静と言っても、アツアツのコーヒーをかけられて
ニコニコしていられる人はいないと思うので
最初にびっくりするのはいいんです。

「熱っつ!!
ふざけんな…っとっと、

びっくりしてつい怒ってしまいました。
すみません。

あー、大丈夫です大丈夫です。

ところで、、、

ジンズがぬれてしまったんですが
ちょっと今晩行くところがあるので
新しいジーンズを買わないといけないんですけど…

ちょっとお店に付き合ってもらっていいですか?

仕事は何時までですか?
あ、6時?

じゃその時に待ち合わせしましょうか。
じゃ、電話番号教えてもらえますか?

え?なんでって、待ち合わせですよ。
別に変な意味はないですけど?」

・・・

ちょっとおかしな例になっているかもしれませんが、
ビックリするようなことがあったときに、最初は
感情が揺さぶられて、怒ったりしてもいいんです。

でも、その感情が揺れていることにすぐに気がついて
冷静になってほしいと思います。

冷静になればまともな対応がとれますよね。

これを気に新しいジーンズを買ってもらったり
一緒に街にお出かけして、お近づきできれば
私はいいと思うんですけどね。

まずは「自分の今の気持ちに気がつく」ことを
意識して欲しいと思います。

では、今回の宿題です。

■宿題■

■宿題1
感情をシェアする

あなたが感じている感情、できればネガティブな感情を
誰かに話してみてください。

そしてその時に相手がどのような対応をするのかを
観察してください。

シェアする時のポイントは、愚痴らないこと。
感じていることを淡々と説明すること、です。

話す相手は信頼できる人が好ましいです。
家族の人や、パートナー、近しい友人が
いいと思います。

始めはビックリされたり、不思議がられるかもしれませんが
途中から相手も慣れてくるようになります。

「一体どうしたの?」と聞かれたら
「そういう練習なの」と答えればいいと思います。

相手の人もあなたを真似しておもしろがって
感情をシェアしてくれるようになればなお良いです。

「福原さん、私には話す相手がいないんですが…」

という場合は、独り言で誰かがそこにいると
仮定して話してみてください。

表現の仕方の例ですが、次のようにしてみてください。

「怒ってるんだ…変な人がいて…
許せなくて…怒鳴ってやりたくて…
この怒りをどうしたらいいんだろうか…」

愚痴るのではなくて、感情を淡々と説明してください。

宿題は以上です。

今回の宿題は今までにやったことがなくて
不思議な感じがすると思いますが
一人で独り言からでいいので
まずは一回は行うようにしてください。

自分の感情を観察して、それを表現する練習、
それが今回の宿題です。

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