新しい『責任』

こんにちは、福原です。

まず、この言葉を聞いてください。

「それはあなたの責任です」

・・・

『責任』

という言葉を聞いて、あなたは何を思うでしょうか。

「責任ですか、、

うーん、なんかイヤな感じですよね。

例えば、仕事で『責任』と言ったら
あなたの仕事なんだからあなたが責任を取りなさい
とか言われて、

頭を下げて謝ったり、土下座したり、
深夜まで残業して仕事をしたり
謝罪文を書いたり、、、」

私の想像ですが、あまり明るい感じのする言葉では
ないと思います。

でも、あなたには責任があります。

今回の話を聞くことで、あなたの背負っている
『責任』が何かを知ることができます。

多くの人はこの『責任』を知らないことで悩み続けています。

あなたはこの話で『責任』の意味を知って
本当の生き方を知ることができるようになるので
最後までちゃんと聞いていてください。

では『あなたの責任』の話をしていきます。

■あなたの責任

あなたには『責任』があります。

それはどんな責任かと言うと

■あなたは、あなたの人生を楽しむ責任がある

のです。

そう、楽しむ責任です。

多くの人は、次のように考えています。

・つらい努力を行わないと欲しい物は手に入らない

・苦しくても耐えることに意味がある

・我慢して苦労する人がすばらしい人

・・・

体育会系といいますか、根性論といいますか
そういう話をいろいろなところで聞かされて
きたと思います。

これも正解です。

混乱して欲しくないので、ちゃんと説明しておきますが
どれが間違いで、どれが正解というのはないです。

考え方はすべて正解です。

それぞれのやり方で、うまくいく人と、うまくいかない
人が出るだけです。

重要なのは、どちらが正しいのか、ではありません。

■あなたはどれがうまくいくのか?

だと考えています。

なので、体育会系の意見をもつ人を否定するわけ
ではないので勘違いをして欲しくないのですが、

・苦しんで成功する人

もいれば

・楽しんで成功する人

もいます。

ただし、共通点があると思っています。

それは、

■続けること

です。

「オレは苦労を重ねて、泥水をすすりながら
生きてきた」

と言う人も

「なんか、好きな事を毎日やっていたら
しらない間にすごいことになってました」

と言う人も、両方、あることを続けてうまくいっています。

なので、成功の秘訣は「続けること」だと考えて
いるのですが、

やはり、苦しいことを続けるのはとても難しいこと
だと考えています。

では、どうしたら続けられるのか?というと

「楽しいことを続ける」

のが現実的な回答になるのだと思っています。

■楽しいことだけやってうまくいくと思っているのか?

と言われそうなので先に説明しておきますが、

「わかりません。」

うまくいくかもしれませんし、うまくいかないかも
しれません。
未来の予想は非常に難しいです。

ただし、楽しいことは持続する可能性が高いと
考えています。

そして続けることで成功に近づくと考えています。

ですので、私からの提案は

「続けるためにも楽しいと思うことをやってみては
いかがでしょうか?」

ということです。

「苦労だ!気合いだ!根性だ!
苦しんで苦しみ抜いた先にだけ成功への道が
待っているのだ!」

という方は、それでがんばるのがいいと思います。

■楽しいこととは?

「じゃぁ、福原さん。

私は『うまい棒』が大好きなんですけど
毎日ニヤニヤしながらうまい棒を10本食べていたら
成功しますか?大金持ちになれますか?」

無理だと思います。

楽しいことというのは、そういうことではありません。

以前にもお話しましたが、

■成功=才能×好きなこと×多くの人が求めていること

だと考えています。

あなたがうまい棒を食べるのを求めている人が
たくさんいればいいのですが、そうではないと思います
ので、難しいかな、と思うのです。

ただし、あなたは「食べる」ことは好きな気がします。
なのでその分野の何かを行えば成功する確率が
ぐんとあがると思います。

■楽しむことを許す

そうは言っても、やはりどこかで

「楽しいことをするだけで、うまくいくのかな…」

という思いがあると思います。

なぜ、そういう思いがあるのかといいますと
『教えられた』からです。

「そんな生ぬるいことをやってうまくいくかよ。
世の中をなめんなよ、小僧!」

みたいな人があなたの周りにいたので、楽しい
ことを考えるのに苦しんでしまうのだと思います。

なので、まず最初に、

「楽しいことを考えてもいいんだよ」

と自分に許可を与えてください。

自分に許可を与える、ということ自体に不思議な感じが
するかもしれません。

で、一つヒントなのですが、眠れなくて困っている人
布団に入って横になった時に

「もう休んでいいんだよ、寝てもいいんだよ。
よく頑張ったね、おやすみなさい」

と自分に語りかけてみてください。
言葉に出さなくてもいいので、

「もう寝てもいいんだよ」

と頭の中で言ってみてください。

眠りやすくなります。
なので、ぜひ試してみて欲しいのですが、
同じように、あなたが自分に向かって

「楽しいことをやってもいいんだよ」

と許可を与えてみてください。

頭の回路が「楽しいことを考える」ように動き始めます。

■あなたの楽しいことは何か?

例えば、お医者さんがいるとします。

彼の楽しいことが「人を喜ばせること」だとします。

彼は、自分の持つ医療の知識で患者さんを助けてあげる
ことができます。

その仕事自体は、とても大変で、長時間働いて
文句も言われて心も傷ついてしまうかもしれません。

でも、彼ががんばることで患者さんは確実に回復し
落ち込んでいた患者さんを笑顔に変えてあげることが
できるのです。

彼は患者さんの笑顔を見て「喜んでもらえた!」と
うれしくなり、また次の仕事をやるエネルギーと
なるわけです。

・・・

楽しいことをやることは、常にラクラクでワクワクで
ニコニコでちょちょいのちょい、というわけでは
ありません。

苦しいときもありますし、つらいときもあります。

でも、やっていることの根底に流れているものが
あなたにとっての「楽しいこと」であれば
自然とそのことを続けていくことができます。

そしていつかスキルを学んで、経験を積んで
周りから頼られる人物になっていくのです。

そのためにもあなたはあなたの「楽しいこと」を
知る必要があります。

人生を楽しむ責任があるというのは
そういう意味でもあります。

■楽しいことを知る方法

「でも、福原さん、
私は自分が何が楽しいのかわからないんです。

特に趣味もないし、仕事が大変すぎて
最近楽しいって思うことも無いんですけど…」

では、楽しいことを探すヒントを出します。
これをヒントにして探してみてください。

■楽しいことを探すヒント

いままであなたがやってきたことで

・長い間続けてきたこと
・お金をかけてきたこと
・長時間没頭したこと
・集めてきたもの

を探してみてください。

私の場合は

・本を読むこと
・何かを調べること
・何かを作ること(曲、ブログなど)

が自分の楽しいことかな、と思っています。

この作業のポイントですが、

自分ではだめかなと思っていることでも
ダメと思わないようにしてください。

例えば、私の場合、

「男の人は外でアクティブに行動するのがカッコいい」

と思っていた時期がありました。

そのころは、ずっと部屋にこもって本を読んでいた
自分に罪悪感を感じて、無理に外に出て行って
キャンプ用品店などでテントやバーベキューセットを
見ていたことがあったのですが、

今思うと、何をしていたんだろうか、と思います。

私にとっては、外でキャンプをすることは
あまり楽しいことではなく、部屋で自分が興味の
あることを調べてそれを誰かに教えるという作業が
楽しいのだと後になってわかりました。

なので、いま、ここで、そのことを行っている
のですが、

あなたも、自分がこれまで行なってきたことを
観察するときは、心をフラットにして、
自分の判断で善悪をつけないで考えてみてください。

■連想ゲーム

なかなか自分の楽しいことが思い浮かばなくても
大丈夫です。

人間の脳は『連想ゲーム』が大得意です。

連想ゲームというのは

バナナといったら黄色い
黄色いといったら信号
信号といったら道路
道路といったら・・・

というものです。

一つの楽しいことの『タネ』を見つけたら
そこから連想を続けていって、次から次へと
好きだったことを思い出すことができます。

なので、まずは、

「何が楽しかったかな、、、」

と1つだけ考えてみてください。

あとはそこから連想をして、昔の楽しいことを
思い出していくだけです。

あなたが最初にやるべき事は

楽しいと思った瞬間を1つだけ思い出すこと

なので、難しく考えないで行うようにしてください。

では、今日の宿題です。

あなたのこれからの人生の基盤としていく
「楽しいこと」を探し出して、楽しいことを
ずっと続けていくために大切な作業となりますので
必ず行うようにしてください。

聞くだけでは何も変わりません。
あなたの人生をほんの少しでもいい方向に変えたい
のであれば宿題を行なってください。

■宿題■

■宿題1
「楽しんでいい」と許可する

自分自身に向かって

「これからの人生を楽しんでいいんだよ」

と許可を与えてください。

苦労はします、つらい出来事も起きます。
それは避けようがないことです。

でも、根底の部分では楽しんでいいんです。
無理に悲壮感あふれる顔で、顔にシワを刻みつけながら
生きていく必要はありません。

楽しんでもいいんだという許可を与えてください。

あなたは楽しんでいいんです。

■宿題2
何を楽しいと感じるのかを考える

・長い間続けてきたこと
・お金をかけてきたこと
・長時間没頭したこと
・集めてきたもの

を考えて、何が楽しいと感じたのかな、と考えてみて
ください。

長期間の間、同じような仕事を続けてきたのであれば
その分野に興味があり、楽しみを感じているのかも
しれません。

休みの日にずっと山道を歩き続けているのであれば
そこに何らかの楽しみあるのだと思います。

それが何かを考える時間をとってください。

この作業のポイントですが、

・リラックスして行う

ことです。

・お風呂につかりながら
・布団で横になりながら
・食後にまったりしながら

など、リラックスできるときにやってください。

仕事中にカリカリした気持ちのままでは
難しいと思います。

■宿題3
楽しんでもいい、と許可をして
実際にそれを考え始めた自分をほめる

これまでの、他人の目を気にしながら、誰かの意見に
従って生きていくだけの人生から、

自分自身は何が楽しいのか?

という自分のことを考えられるようになったことを
全力でほめてください。

この作業を行なっている人は、本当に少ないです。

あなたの周りの人に聞いてみてください。

「あなたが楽しいと思うことは何?」

「・・・さぁ」

そんな感じの答えだと思います。

この作業を行うことで、あなた自身が自分の楽しいことを
知ることができ、楽しいことを行いながら、うまくいく
道を探し始める第一歩となるのです。

その道の先には成功しか待っていません。

多くの人はなぜやっているのかを分からないまま
つらい作業を行う人生です。
そして耐えられなくなってあきらめていくのです。

あなたはつらいことを行いながらも楽しみを感じながら
続けていくことができるのです。

その基板を作るための宿題となりますので
必ずおこなってください。

今回も話を聞いてくださってありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。

よろしければ、あなたが何を楽しいと感じるのかを
教えてくださいね。

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