困ったら後ろに引く、そして見る。

福原です、

私たちが困っている時には、

・問題に集中しすぎる

傾向があります。

例えば、人間関係でトラブルを
抱えている、と感じている場合には、

「あいつが悪い!」

「あいつがなんとかすべきだ!」

「あいつさえいなくなれば!」

と特定の1人に集中する
こともよくあることです。

が、

このやり方は、実はマズイです。

問題解決に向かうどころか
逆に悪化させることもあります。

では、どうすればいいか、というと、

・一回引く

ことをしてみてください。

『木を見て森を見ず』

という言葉があります。

一つのことに集中しすぎるあまり、
広い視点を忘れてしまうことです。

そこで、

・引いて見る

ことをしてください。

例えば、

「あいつが悪い!」

と思っているなら、頭の中に
『あいつ』がいるイメージが
あると思います。

そのイメージから10歩後ろに
下がってみてください。

例えば、その人とあなたが
言い合っている場面を、
隣の部屋の一番奥から
眺めている感じです。

どんな気持ちになるでしょうか?

どんな解決策が浮かびますか?

・・・

さらに、引いてみましょう。

家の外から、その状況を
のぞいている感じです。

・・・

さらに、引いてみましょう。

今度はちょっと上に上げてみます。

スカイツリーの展望台の高さから
自分と相手を見下ろしてみましょう。

何かアイデアが出るかもしれません。

例えば、

・この人から離れよう

・別の人に会いに行こう

・この家からは出た方がいい

・他の人にアドバイスを聞きに行こう

・もしかしてこの人は寂しいのか?

・(イメージの中の視界に
デパートが見えたので)
一緒に出かけてみたらどうだろうか?

・映画とか見に行ってみようかな

などなど。

「なんで嫌いな人とでかけないと
いけないんですか!」

という声も聞こえてきそうですが、
そうではなく、

・別の視点を持ってみてください

という話です。

・・・

これは私の話ですが、昔、

・食事を食べたら体がつらい

という症状を持っていました。

なので、

「どうしたら食べてもつらくならないのか?」

を一生懸命考えていました。

数年間答えは出ず、回復もせず
外食が無理だ、人と一緒に食べれない、と
家でひとりで食事をしていました。

当然、気持ちも落ち込んでいました。

しかし、ある日、

・一回引いて見る

というやり方を知りました。

使ってどうなったか、ですが、

==============================

・食べるとつらい


(引いて見る)

・つらいことに集中しすぎてるな

・本当は、毎日活動的に動いて
 いろんなことをやりたいんだな

・やりたいことをできるように
 考えを変えたほうがいいな

==============================

ということに気がついたのです。

そこで具体策を考えてみました。

そこで出たのが、

・体の負荷の少ない食事をする

ということでした。

そして、食事や消化、栄養の勉強を
いろいろ始めた、という経緯があります。

ずっと同じことに悩んでいるなら
別の視点を持つといいです。

そのテクニックとして、

・一回引いて見る

をやってみてください。

いま、頭の中で、

「どういうこと?」
「それじゃダメでしょ?」

と疑問が批判があってもいいので
やってみましょう。

その思考から、一回引いて見る、
をやってみてください。

やったら分かります。

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