誰も分かってくれない、親も兄弟も…

福原です、

今回は、次の質問にお答えします。

「体がつらかったり、仕事ができない
ことを、家族が理解してくれないんです」

・・・

以前、私がビジネス系の勉強会に
出た時に、講師の人がこのように
言っていました。

「会社を辞めたいとか
新しい仕事をしたいとか
という時に、

『家族に反対されるんです』

という悩みは多くの人が
持たれているようです。

でも、心配しないでください。

人間関係の中でも、
家族との関係が最も難しいです。

お互いに遠慮無く話をするので
ケンカしてしまうんでしょうね。

家族との仲がうまくいかなくても
ビジネスは成功できます。

成功している人の中でも
家族との仲が悪い人は
たくさんいますしね」

・・・

私もそう思います。

家族との人間関係が
最も難しいです。

・病気の時に家族が協力してくれた
から私は立ち直れた

みたいな『美談』もたくさん
ありますが、その逆に
家族が原因で状況が悪化する
ケースもたくさん見てきました。

なので、もし今、家族との仲が
悪かったとしても、あまり
気にしないでください。

あなただけが苦しんでいる
わけではありません。

・・・

人というものは不思議なもので
『他人の話』はちゃんと聞きますが
家族となると、自分の意見を
押し通そうとする人がいます。

親から見ると、子供なんていつまで
たってもはなたれ小僧のままです。

あなたは自分ことを、ちゃんと
一人の人間、一人の大人として
見て欲しいと思うでしょう。

でも、彼らにはそれが難しいのです。

その現実を、まずは理解して
おきましょう。

・・・

では、具体的にどうすればいいか、
というと、

・自分の意見を言う

です。

「いやもう、毎日のように
ケンカしてますから意見なんて
言いまくってますよ」

と思うかもしれませんが、
そうではありません。

感情は載せずに、意見だけを
伝えてください。

言いたいことをいうのでは
ありません。

・自分はこう思っている
・こうしていきたい
・こうして欲しい

という意見を冷静に伝えます。

多分、ですが、ちゃんと伝えても
その要求の半分も実際には
やってもらえないかもしれません。

それでいいです。

なぜなら、お互い、意見が違うのです。

覚えておいて欲しいのですが、

・自分と相手の意見は必ず違います

なので、

「なんで私の気持ちがわからないの!」

と怒ってもしょうがないです。

相手は、あなたとは違う意見を
持っています。

それが当たり前なのです。

意見は一緒にはならないです、

そういうものです。

そこはあきらめましょう。

もし、あなたの意見が理解されない、
と悩んだ時は、

「あぁ、確かに意見が違うんだな」

と確認できればそれでいいです。

そうすることで、それ以上の
問題が発生しません。

でも、もしそこで、

「なんでオレのことがわからないんだ!

お前は間違っている!

オレが正しいのに!」

と考え始めると、

・理解されないのであなたが怒る

・相手も「意見を否定された」と
思って怒る

・相手が怒るから、あなたも怒る

・あなたが怒るから、相手も怒る

・・・

そしてただの罵り合いが
始まります。

最終的には、

「この人は、私のことなんて
何も考えていない。

もう話すのはやめよう」

となって、人間関係が破綻します。

冷静に頼めば、1つでも何か
手助けをしてもらえるかも
しれません。

怒ってしまうと何もして
もらえなくなるのです。

・・・

なので、

・自分と相手の意見は必ず違う

ということは頭に
叩き込んでおいてください。

あなたが

「これをやって欲しい」

を思っても、相手は

「そんなんやりたくないよ」

と思っているかもしれません。

相手の都合もありますので
それは仕方がないです。

そこで、

・冷静に自分の意見をいう

・協力してもらえるところはやってもらう

・そうでないところは、まずはあきらめる

・どうしてもして欲しいなら、
別の手段を考える

ようにしてください。

要求が1つでも通ればラッキーです。

ここで、あなたが、

「なんで分からないの!」

と激怒してしまえば、相手は反発して
逆に、すべての意見を否定されます。

話すことすら拒否されてしまうでしょう。

その最悪のケースは避けてください。

まとめますと、

・自分と相手の意見は絶対に違う
ということを理解する

・冷静に自分の意見を話す

・1つでも要求が通ればラッキー

です。

この考え方は、うつ病に限らず
どんな人間関係にも応用できますので
この機会に身につけておいてください。

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